/パウロ・ディバラのトッテナムへの移籍を阻んだ選手の肖像権とは?

パウロ・ディバラのトッテナムへの移籍を阻んだ選手の肖像権とは?

移籍マーケット最終日にいっきに加速した移籍交渉。

トッテナム・ホットスパーがユベントスのパウロ・ディバラに7000万ユーロ相当の移籍金を提示し合意したというニュースが報じられてからわずか数時間後に、取引は失敗に終わったと伝えられている。

フットボールの本質がそうであるように、この取引が失敗した理由は決して明確にはわからない。

報道によると、マウリツィオ・サッリ監督がディバラの適切な後継者を補強において、モイズ・キーンをエバートンに放出したこともあって、上手くいくかを心配していたようだ。

しかし、一部のメディアはスパーズがディバラの肖像権について合意に至らなかったことから、今回の移籍が行き詰まっているとみている。

スペインのMarca紙は、「通常、クラブが選手を獲得すると、そのクラブは選手の肖像権も得るが、ディバラの肖像権はマルタに拠点を置くスター・イメージ社が持っている」と説明している。

しかし、Marca紙は、このアルゼンチン人が「その契約を2017年に不正な条件で撤回した後、現在、(スター・イメージ社と)法廷闘争に巻き込まれている」ため、状況はさらに複雑であるとも説いている。

世界的なスーパースターのための肖像権を所属クラブが持たない事例は、決して新しい話題ではない。個々の選手にとって所属クラブに直接お金が流れるのではなく、自身の肖像権を活用することで、大きな利益を選手個人にもたらすことを意味する。

フットボール界においてセレブの文化が成長するにつれて高まってきた。これにより個人が肖像権を利用して何百万ドルもの利益を生み出すことができようになった。

昨年のtaxjournal.comからの報告によると、「現在、イングランド・プレミアリーグの180人以上の選手が、肖像権を自ら保有することによって収入を得るための企業を持っている」ようだ。

クリスティアーノ・ロナウドは、スーパースターの地位を利用して巨額の富を築いた代表的な選手だ。

ロナウドはレアル・マドリードに在籍していた4年前、シンガポールのピーター・リムズ・ミント・メディアに肖像権を売却した。

ロナウドはスターとして、クラブから得ている給与よりもそれ以外の商業的な収入が多いと言われているので、その商業的な価値をできるだけ自分でコントロールしたいと思うのは当然だ。

この契約により、ミント・メディアは当時のレアル・マドリードに関するものを除くポルトガル人の肖像権のすべてを所有し、管理した。

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