/マウリシオ・ポチェッティーノ:私は私のクラブや選手たちやファンに対して正直でありたい

マウリシオ・ポチェッティーノ:私は私のクラブや選手たちやファンに対して正直でありたい

 

これまでトッテナムはトロフィーを獲得し続けるる必要があるとの話題は何度も出てきたが、「次なる章」ではクラブの経営上の目標がトロフィー獲得になるのかを尋ねられたポチェッティーノは次のように答えている。

「私の野望はトロフィーより大きいね。もちろんトロフィーを獲得することも私の目標の一つですがトロフィーを獲得するだけではない」

「多くの人にとって、トロフィーを獲得することだけが重要だということはよく知っている。私にとってトロフィーを獲得し、特別なプロジェクトを遂行することが重要だ。ファイナルに進出すること…私たちが先日話をしていたことだね。10年以上もバルセロナのようなクラブでプレーしている世界一の選手がいるのを知ってるか?リオネル・メッシのことだ。彼がチャンピオンズリーグ・ファイナルで何勝したか知ってるか?たったの3度だよ」

「トットナムはファイナルでプレーするのは初めてだ。私たちが現実と向き合ってきたからこそ、この5年間で功績を生み出せたんだ。私たちがここにやってきた時、誰もトップ4との差を縮めることができるとは思っていなかった。私たちは、QPRとの試合ですら怖れていたんだ。彼らの監督がハリー・レドナップだったからね。『おぉ、ハリーがやってくる。スパーズのことを知り尽くした男だ。選手のこともホワイトハート・レーンのことも熟知しているよ』ってね。クラブの雰囲気はそんな感じだった。『あぁ、ウェストハムとのダービーで3ポイントを失うぞ』、『おぉ、開幕戦の相手がウェストハムになってしまった』」

「私たちはトッテナムだ。私たちはトッテナムなんだよ。いつも私は心のなかで考えていた。トッテナムはビッグクラブだ。なぜ、自分たちのことを信じられないんだ?クラブの内部でこのような信念を構築しチャンピオンズリーグに到達するまで、私はトッテナムでこのような成功を実現できるとは思っていなかったよ。これから5度のヨーロッパ王者に輝いたリバプールとこれから対戦するが、ここでは4度の欧州制覇を誇るアヤックスについて説明するよ。

「ヨハン・クライフ・アリーナに着くと、ヨハン・クライフの巨大な写真がある。私たちの歴史は異なる。私たちには素晴らしい歴史があるが、これからもっとエキサイティングな歴史を作り、新たな歴史を書き足していく必要があると思っている。そして、私たちにはそれが可能性だと思っているよ」

「どのようにここに至ったかを評価すると、それはタイトルを獲得すること以上なんだ。3度のタイトルを獲得すること以上のものだよ。バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、ユベントスのようなチームが5度や10度のタイトル獲得を果たす以上なんだ」

「だからこそ、私にはフットボールで何か特別なことを生み出そうというモチベーションがあり、トッテナムが機会を与えてくれたのだ。過去5年間に私たちが作り上げた歴史はどれも素晴らしく、あなたはそれが可能なことだったと感じている。これから私たちが未来にどのように立ち向かい、チームを運営するかが重要になる。それがカギなんだよ」

「私たちはトッテナムをそのレベルに押し上げることができるだろうが、最も難しいのはそこに到達した後に将来そのレベルを維持することだ」

「私たちが今到達したレベルに留まり続けるための方法こそが今私たちが話し合うべきポイントである。チャンピオンズリーグ・ファイナルを戦うが、この舞台に到達できるクラブはそれほど多くないのだからね」