トッテナムのキャプテンを務めるウーゴ・ロリスは、今夏、チームメイトたちがノースロンドンからの移籍を求めていたクリスチャン・エリクセンの決定を尊重していたと明かす。
アヤックスからスパーズに加入してから6年を経たエリクセンは、6月初旬、クラブを去りたいと表明した。
レアル・マドリードとユベントスがデンマーク代表の司令塔に関心を示し、マンチェスター・ユナイテッドもイングランドの移籍マーケットの期限前に獲得オファーを出して交渉を試みた。しかし、エリクセンはスペインへの移籍に心を決めており、ユナイテッドとの交渉は決裂している。
スペインとイタリアの移籍マーケットの期限は今週月曜だったが、それを過ぎてもエリクソンはまだスパーズの選手のまま。前日のアーセナルとのノースロンドン・ダービーでは、スリリングな試合展開がエリクセンの先制ゴールで幕を開けた。
エリクセンには次の1月の移籍マーケット期間中に再び移籍のチャンスがあるが、ロリスは移籍するその日まで、エリクセンがスパーズに専念すると確信している。
「移籍マーケットではいろいろな噂があったね」
「彼はこの件について自ら公に意思を表明し、僕らはそれを尊重したよ。でも、今から次の移籍マーケットまで彼は僕らと一緒にいて、アーセナル戦で見せたように、チームメートと共にクラブに忠誠を尽くすんだ。だから全く問題はないよ」