/エジルのアーセナル移籍に密接に関わっていたギャレス・ベイルとダニエル・レヴィ会長

エジルのアーセナル移籍に密接に関わっていたギャレス・ベイルとダニエル・レヴィ会長

 

2013年、アーセナルが移籍市場最終日にメスト・エジルを獲得したわけだが、移籍成立の是非はスパーズがレアル・マドリードにギャレス・ベイルを売却するか否かにかかっていたことが今回明らかになった。

アーセナルはクラブ史上最高額の4250万ポンドでエジルを獲得したわけだが、マドリードがベイルを追い求めた結果としての、まさしく副産物だったと言えよう。

当時のレアル・マドリードはベイル獲得に際し世界最高額ともいえる8500万ポンドの移籍金を支払う必要に迫られており、自チームのスターの1人を売り払うことによって収支のバランスをとることを目指していた。

他方アーセナル陣営では、エジル獲得の移籍交渉において、マンチェスター・ユナイテッドの横槍が入ることで土壇場で交渉が破綻しかけた場面もあった。

アーセン・ヴェンゲル時代の移籍関連業務スタッフであるディック・ロウはエジルの移籍について、実際はギャレス・ベイルの話と呼んでも差し支えないものだったとGoalに対して語った。

「マドリード側から売り出し中の選手がいるとの情報を得て、マドリードのジェネラル・マネージャー(GM)であるホセ・アンヘル・サンチェスに会いに行ったんだ。彼は話し合いの中で、クラブが売りに出そうとしている選手、カリム・ベンゼマとアンヘル・ディマリアを挙げて金額を提示した。」

当時レアルの監督だったカルロ・アンチェロッティはどちらか一名を嫌々売りに出そうとしていたが、蓋を開けてみればエジル売却という決断が下されたというのが事の顛末である。

ヴェンゲルは自チームの陣営にプレー・メーカーが不足していると感じていたため、その役割を果たすことができるエジルに白羽の矢が立ったのである。

しかしエジル獲得に欠かせない最後のピースであるベイルの去就については、レヴィの承認は未だない状態であった。

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