/ハリー・ウィンクス:旗持ち青年からチームの旗手となり、欧州覇者への野望を宣言する

ハリー・ウィンクス:旗持ち青年からチームの旗手となり、欧州覇者への野望を宣言する

 

ヘッドラインはソン・フンミンやヤン・フェルトンゲンといった先制点、追加点を叩き出した選手になった。フェルトンゲンは左ウィングバックとしていつもと違ったポジションでのプレーを余儀なくされている。だがウィンクスはこの勝利の影の立役者であった。その勝利は彼が表現したように、欧州にスパーズの存在を知らしめるものである。

マウリシオ・ポチェッティーノは、取り分け大きなチャンピオンズリーグの試合ではウィンクスに信頼を置くようになった。バックラインの手前で、正統派の守備的な役割よりは彼のプレーメイキングのスキルを好んでいるのだ。プレッシャーのかかる状況での彼の冷静さやパス出しでテンポを作る能力を監督が重んじている。ドルトムント戦で彼はチームを動かしていた。

前半は苦戦したが、ウィンクスは他の誰よりも緊迫感あるプレーを持ち込もうと努力しボールに対して精力的に向かっていた。ひと度、ソンが47分に均衡を破るとドルトムントは奇妙なことに受け身に廻り、これは勝利を手繰り寄せる流れだとスパーズに感じさせた。ポチェッティーノに率いられたチームは、そこからいっそう明確にプレスをかけ、ウィンクスは依然ゲームプランの中枢にいた。23歳のウィンクスは多くのボールを扱い、最終的に彼のパス成功率は93%というスタッツが出ている。

Fernando Llorente celebrates after scoring Tottenham’s third goal against Dortmund. ‘The manager told us at half-time what we needed to do tactically,’ said Harry Winks.

「ハーフタイムに監督は相手を上回るためには戦術的に何をしなければいけないかを話して、それが上手く行ったんだ。それはプレスに行くタイミングについてだった。もっと攻撃的に、コンパクトにとね。監督は、守備から攻撃に至るまで僕ら全員に、極力コンパクトになってユニットを形成してプレスをかけることを求めたんだ。それが監督が我々に与えた一番重要なメッセージだったね」