/【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

 

「あと一歩だったのに、これ以上ない厳しい現実だったよ。誇らしかったけど、プロのフットボーラーとして僕らは勝者さ。僕らは勝ちにこだわっているし、勝つためにピッチに立つ。優勝。それが僕らの目標だった。あと1試合まで、あと数分まで、ワールドカップのファイナルでプレーするのに僕らは迫ったんだ。プレーしていたら、あのファイナルは生涯忘れられない試合になっていただろうね」

「傷ついたよ。今でもまだ残るほどにね。話しているだけであの傷がよみがえってくる。それでも、この思いを糧にして、これから(ユーロ2020までの)2年間で変えてやる。(ワールドカップ2022までの)4年間で変えてやるさ。でも、嘘はつけない。僕らの残りのキャリアのなかでの課題として残るんだ。その課題を終わらせるには、またその舞台に立って、チャレンンジするしかないんだよ」

それでも多くの好材料があった。私のライター仲間であるサム・ウォラスは「この輝かしいビールを浴びて過ごしたロシアの夏」が「イングランドのフットボールとイングランド代表チームを永遠に変貌させた」と綴っている。

そして、OBEを授与されるサウスゲイトともに新年の大英帝国勲章のMBEを授与されることが決まったケインも同意する。イングランドの国家にとっての愛すべき夏であった。しかし、これを礎として、より大きな飛躍を成し遂げる必要があるのも事実だ。

さらには6ゴールを決めゴールデンブーツを獲得したケイン。イングランド人としては1986年ワールドカップでのギャリー・リネカー以来の快挙を達成。加えて、トミー・ロートンが記録した1939年以来となる6試合連続ゴールも達成した。結局、ロシアでのワールドカップでケインに次ぐゴール数は、ロナウドを含む5選手の4ゴールだった。