/【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

 

その夜のチュニジア戦で、キックオフの前にヘリコプターによってスタジアムに舞い上がったハエの群れや害虫スプレーの霧をものともせず、ケインは2ゴールを記録した。2ゴール目は91分の決勝ゴールで、イングランド代表のアシスタントコーチを務めるスティーブ・ホランドは「この大会で最も重要な瞬間だった」と語った。このゴールが、プレッシャーを良い雰囲気に一変させたのだ。

「僕はあのゴールでワールドカップの勢いが生まれたと思っているよ。ファンは狂喜乱舞だった。国内でもね。僕らも大いに喜び、パナマ戦やその先の好パフォーマンスに繋がったんだ」

 

 

うだるような暑さの午後、イングランドはパナマを6−1で一蹴した。イングランド代表にとってワールドカップで最多ゴールを記録した試合でケインはハットトリックを記録した。1試合を残し、すでに決勝トーナメント進出を決めてしまったのだ。

ケインはベスト16でのコロンビア戦を前にしたチームの準備を思い出し語ってくれた。

「あのトレーニング・セッションを思い出すね。スティーブ・ホランドとジョーダン・ヘンダーソンがいて、僕らはペナルティの練習をしていたんだ。そこで芝生の上に左足を踏ん張った時に見事にズッコケタんだよ。そこの芝生を酷使しすぎたんだね」