/【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

 

現在、ケインは再びプレミアリーグの得点王を見据えており、タイトル争いに挑んでいる。チャンピオンズリーグはベスト16に残り、カラバオ・カップでセミファイナルに到達した。ケインはこれまでプレミアリーグで170試合に出場し121ゴール。チャンピオンズリーグでは16試合で13ゴール。イングランド代表では35試合で20ゴール。いずれも驚異的な記録となっている。

私は、ケインがプレミアリーグ100ゴールを達成した際にThe Players’ Tribuneのウェブサイトに掲載された「ハリー・ケイン、ゼロから100までの道」を思い出す。そのコラムのなかで、アメリカン・フットボール界のレジェンド、トム・ブレイディについて当時のケインが語っていた。

「トム・ブレイディはドラフトで199番目だったんだ。想像できるかい?それがどんなに衝撃的だったか。いい意味でね」

ケイン自身もそのことをよく覚えていた。「本当に刺激的だったね。周りから低い評価を受けているなかで、どうやって彼が最高の選手になったのか。ドラフトで199番目だったんだよ!スポーツにおいてどんなことでも可能だってのを示しているんだ。もちろん人生においてもね」

「それが僕にとても大きな信念を与えてくれた。僕にもできるってね。大舞台で自分の実力をしめしてやろうって。僕のキャリアも似たようなものだった。これからこの調子で成長を続け、トロフィーを獲得して、世界で最高のストライカーの1人として歴史に名を刻めることを願っているよ」

 

ロシアに臨む前のケインには、イングランドがワールドカップを制覇できるとの自身の信念を語る記者会見の場が与えられた。そこで本人からかなり意図的にメッセージが発せられていた。

「そのままの気持ちを伝えたかったんだ。グループステージ突破とか、3位や4位になることを目標に大会に臨むわけがないからね。優勝を目指しているって言うことには何の問題もない。言うべきことだったのさ」