/【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

【ハリー・ケインの特別インタビュー】イングランドを一つにした未来につながるワールドカップ

 

「証明する」という言葉をケインは多用する。周りの声が間違っていることを証明したいと語る一方で、それとは逆に周りの声が正しいことを証明したいとも考えている。たとえばイングランド代表のキャプテンにハリー・ケインを指名したギャレス・サウスゲイト監督や選手たちと強い絆を持っているトッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督だ。このアルゼンチン人の指揮官は、ワールドカップの期間中にケインにテキスト・メッセージを送り続けた。「Come on England!」と。

「そっちも力になるんだ。周りの人が正しいと証明したいというのもね。ギャレスが僕をキャプテンに指名してくれたことをあの大会で証明できたと思う。ストライカーだからゴールを決めるのを周りは期待しているだろうけど、キャプテンとなるとその期待はより増してくるんだ。どんな時も自分のプレーで証明することさ」

「最高のレベルに到達する夢を持っているし、最高のレベルに到達したいし、最高のレベルに到達するんだ。その目標を低く落とすよりも、それを目指して失敗するほうがいいね。これまでの自分を越えるために全力を尽くしてね。その気持ちこそが必要なのさ」

ケインの進化の軌跡は、これまでも頻繁に綴られてきた。スパーズ・アカデミー出身で、ファンからは「one of our own(僕らの生え抜き)」と歌われる。レイトン・オリエント、ミルウォール、レスター、ノリッチでローン生活を過ごし、その期間は自分の実力が十分に備わっているのかを自問自答し続けていた。