/『ウインガー』以上の存在…ギャレス・ベイルの新しい役割

『ウインガー』以上の存在…ギャレス・ベイルの新しい役割

背後からの飛び出しの好例として、試合開始の67秒後にソン・フンミンのクロスに点で合わせて先制ゴールを決めたような、タイミングで勝負する動きが生きる。

中央にポジションでプレイメイカーの役割を務める好例は、バーンリー戦のスパーズの2ゴール目。50ヤードの長距離パスを最前線のハリー・ケインに通したプレーだ。このストライカーは、ボールを受けてからカットインし、シュートがディフレクションして、ゴールに突き刺さった。

さらにベイルが再び中央に切り込んで、バーンリー陣内を横切りサイドチェンジのパスをセルヒオ・レギロンに送ると、そこからのクロスでルーカス・モウラのゴールが生まれた。

ベイルはまだそのプレーで魅せてくれた。後半、ソンのスピードでの突破から右で待ち構えたベイルにパスを通すと、彼のトレードマークとも言えるカットインのワントラップから左足でカールさせたシュートを逆のサイドネットの内側に突き刺した。ゴールキーパーのポープは、ただこれを見送るしかなかった。

このように、ベイルの「ウインガー」そして「プレイメーカー」としての役割は、創造性の欠如に苦しみがちなスパーズの攻撃がまさに必要としているものだ。

今シーズン、ケインはストライカーとしてもプレイメーカーとしても活躍してきたが、日曜日の試合ではイングランド代表キャプテンとウェールズ代表キャプテンが、絶妙なパスの出し手としての優劣を競い合っているように見えた。

ケインが疲労などで試合を外れる場合、スパーズは他の誰かが「プレイメイカー」の役割を担う必要がある。

現在、ベイルはスパーズで出場したここ4試合で4ゴール3アシストと7ゴールに関与している。

ベイルがゴールの脅威だけでなく、チームメイトにパスを通す能力をも発揮できることは、モウリーニョにとって大きな後押しとなるだろう。ソンの活躍に加え、来週にはジオバニ・ロチェルソが復帰し、後方にはタンギ・エンドンベレが控えていることから、スパーズは創造性に不足はないはずだ。

もちろんベイルについては、これからそのコンディションを維持し、シーズンを通して同レベルのインパクトを与え続けるために、どれだけの頻度で先発させるかをきちんと管理することが最重要課題である。