/マイク・ライリー:VAR導入後もプレミアリーグはハンドに予想より寛大だろう

マイク・ライリー:VAR導入後もプレミアリーグはハンドに予想より寛大だろう

プレミアリーグの審判長は「VARは時間さえ与えれば試合をもっと良くしてくれるだろう。」と語る。

 

プレミアリーグの審判長であるマイク・ライリーは2019/2020シーズンのプレミアリーグにおいて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(以下VAR)がハンドボールの反則を過度に厳格に取り締まることはないことを述べ、直近の女子ワールドカップやチャンピオンズリーグで多く見受けられた論争を呼ぶようなペナルティキックが与えられることはないとの自身の見解を表した。

プロフェッショナル審判協会(PGMOL)の代表取締役であるマイク・ライリーは、女子ワールドカップならびにチャンピオンズリーグにおいてハンドにより多くのペナルティキック(以下PK)が与えられた点について言及し、プレミアリーグならばハンドリングをとられることはなかっただろうと語る。ちなみに、チャンピオンズリーグ準々決勝ならびに決勝でPKをとられてしまったトッテナム・ホットスパーの事例(準々決勝シティ戦でのローズ、決勝リバプール戦でのシソコ)も当然これに含まれる。

審判員としてかつて一流と称されたマイク・ライリーは、プレミアリーグではVARの過度な介入による混乱を最小限に留めるだろうと述べた。ビデオレビューの過度な使用は試合の流れを台無しにするという懸念があるからである。先月からハンドボールの新ルールが全コンペティションで導入されたものの、ライリー曰く、プレミアリーグでは上記ルール改定がPK数の増大へと繋がるものではないと解釈しているようである。

先月明らかになった話だと、プレミアリーグにおいては、PKの際にゴールキーパーがゴールライン上から足を離したかどうかについてはVARで判断せず、従来通りピッチ上の審判に判断を委ねることになる。そして試合時間の延長を避けるため、審判団はピッチサイドにあるモニターを確認することはないだろう。

 

Sissoko was penalised for this handball in the opening stages of the Champions League final but Riley says it would not be punished in the Premier League
チャンピオンズリーグ決勝では試合開始早々にシソコのハンドによりPKが与えられたが、プレミアリーグで類似の事例が生じた場合には反則として罰せられることはなかっただろうとライリーは語る。

 

ハンドボールに関する新ルールではたとえ故意に手を使っていなかったとしても、①手や腕を肩より上にあげる、もしくは不自然な位置に置くことでボールに干渉した場合、あるいは②身体を不自然に大きく開き、手や腕でボールに干渉してしまった場合にPKが与えられることになる。

しかしながらプレミアリーグでは、守備側の選手が故意に手で妨害しようとしていたか、それとも身体のバランスを取るために腕を広げていたのかを区別して判断することが必要になると、ライリーは語る。

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