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エリック・ダイアー:僕の最適ポジションはセンターバックだと思ってる

センターバックでプレーしたいという願望を喜んで明かすエリック・ダイアーは、これまで自身の適正ポジションについてはいつも『ポリティカル・コレクト』*だったと説明している。

*ポリティカル・コレクト:性別・人種・民族・宗教などに基づく差別・偏見を防ぐ目的で、政治的・社会的に公正・中立な言葉や表現を使用することを指す。ただし、今回のインタビューにおけるダイアーの用法には政治的・社会的な意味合いはなく、単に「公平な立場、中立的な立場」の意味。

イングランド代表のダイアーは、前任のマウリシオ・ポチェッティーノによってミッドフィルダーとして起用され、プレミアリーグのタイトルに挑戦したスパーズの主力となった。

彼の当時のパフォーマンスはユナイテッド時代のジョゼ・モウリーニョの目に留まり、モウリーニョはダイアーをユナイテッドに引き抜こうとしたこともある。そしてこのポルトガル人は、11月にスパーズの監督に就任すると、ダイアーにスパーズのミッドフィールドでのプレー機会を与えた。

Jose Mourinho, right, embraces Eric Dier after Spurs' win at West Ham in November
かねてからダイアーを高く評価するモウリーニョ

ダイアーは3-2で敗れたウォルブス戦でセンターバックのポジションで先発。そのパフォーマンスは試合後にモウリーニョから賞賛を受けたダイアーは、適正ポジションについての考えを大いに語ってくれた。

「このポジションが自分に合ってると思ってるよ」

「このポジションが僕の将来だって思ってる。今日はそこでプレーできて嬉しく思うよ。監督がそういうふうに言ってくれるのはとても嬉しいよ」

「僕は、多くの理由で自分の適正ポジションの問題について、いつだって『ポリティカリー・コレクト』さ」

「この話題は僕にとってまったく新しいことじゃないのさ。前の監督は、僕が長くプレーしているポジションをわかっていたけど、センターバックこそが将来のポジションだと僕は思っているし、そこでこそベストな自分を出せると思っている」

Eric Dier, right, speaks to Mauricio Pochettino
ダイアーをセントラル・ミッドフィルダーで起用していたマウリシオ・ポチェッティーノ

「今シーズンはポチェッティーノのもと、解任前の2試合でそのポジションで先発*した。モウリーニョのもとでもまたそこでプレーする機会を得たのは嬉しいね」

*11/6のCLレッドスター戦、11/9のシェフィールド・ユナイテッド戦はセンターバックとして先発

ダイアーは、ポチェッティーノと最も適正のあるポジションについて多くの話し合いが持たれていたことを明かし、チームのために犠牲を払ったいたことを示唆している。

「この話題は何も目新しいことじゃないんだよ。最終的にはこのポジションを任されることがわかっていたからね。ポチェッティーノについては、今シーズンだけでなく、長年にわたって話していたんだ」

「最も大切なのはチームだから、その時点でチームが個々の選手に求めることを実践するまでさ」

「でも今、僕はキャリアの中で、最適なポジションでプレーする段階にいる。そういうことなんだよ」

ハリー・ウィンクスがキャプテンのアームバンドを初めて巻いたウォルブス戦で、スパーズの勝利に貢献することができなかったダイアー。

少年時代からスパーズ・ファンであるミッドフィルダーは、夢が叶ったことを認めつつも、結果によってその喜びは吹っ飛んでしまった。

「チームの先頭に立ってピッチに入ることができたのは特別な名誉だった。僕がいつも夢見ていたことだからね」

「特別な瞬間だったけど、試合に負けたことで、その意味は奪われてしまったよ」

「監督はちょっと僕を呼び止めて、僕がキャプテンだって言ったんだ。もちろん、僕にとっても僕の家族にとって素晴らしい瞬間だったよ」

「今、それを話すことは美しく素晴らしい名誉だけど、試合に負けから意味が薄れてしまったんだ」

ウォルブスは勝利に値するだけの価値を誇示したが、アダマ・トラオレが肩の問題を悪化させるという代償を払うことになった。

Adama Traore, centre, reacts after picking up another shoulder injury

トラオレはここ最近で3度目の脱臼したようで、前回の負傷の際とは違い、プレーを続行できなかった。

ヌーノ・エスピリト・サントは不安を明かす。

「前にも起こったことだし、彼が心配だよ」

「彼はこの問題に苦労していて、痛みにとても苦しんでいるんだ。彼は強い男だが、他の選手と同様に苦しんでいるよ」