/デレ・アリ:“学び多き”今シーズン 来季はもっとよくなる

デレ・アリ:“学び多き”今シーズン 来季はもっとよくなる

アリは今では、自身のスタッツにはそれほど固執していないというが、そんな彼を、MKドンズからスパーズに連れてきたマウリシオ・ポチェッティーノが世界最高の若手選手であると評したように、実際にはその若い年齢にもかかわらず、彼は自身に対して非常に高い基準を課していたという。

「今までのキャリアでは、それなりに良いスタッツを記録することができていると思う。僕はまだ若いし、まだまだもっと良くなることができるはずさ。だから一選手として、得点やアシスト数にこだわり過ぎず、ピッチの上では、ゴールだって、アシストだって、守備でチームを助けることだって、あるいは、よりビルドアップに関与していくことにだって集中していきたいね」

「あまり考えすぎないことが重要だと思うんだ。プレミアリーグに来て最初の数シーズンは、自分にも高い目標を設定していたし、もし僕が得点やアシストの結果を残せなかったら、きっと周囲からはよく思われなかっただろうね。だけど、いつだってそれが正しいとは限らないのさ」

「プレーヤーとして、自分をどう成長させていくか。たしかに、ゴールやアシストに絡みたいのはたしかだけど、それだけではないんだよ。中盤の選手として持つべき視点はそこだけじゃない。もっとゲーム全体を見ていくべきなんだ。目標を設定することは大事なことだし、ゴールやアシストを記録したい気持ちはあるけど、それがすべてではないよ。来季はそれが一緒にできるといいね」

イングランド代表では、もはやアリにとっても、スターティングイレブンの座は確約されていない。マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ロス・バークリー、ルーベン・ロスタフチーク、そしてカラム・ハドソン=オドイといった選手たちがコンディションを取り戻したとき、そこには熾烈な争いが待ち構えている。

「スタメン争いがあることは重要なことだよ。誰だって、自分のポジションに楽観視はできないんだ。ルーベンやカラムはひどい負傷を負ってしまったけど、彼らは絶対にさらに強くなって帰ってくるはずさ。それだけ素晴らしい選手たちだからね。代表メンバーや11人のスタメンのポジションがいつだって確保されていないから、選手たちみんながハードワークをしたくなるわけだし、それがチーム全体の底上げという意味で重要なことなんだ」

「どんな試合だって、チームに選出されたいし、11人のメンバーのなかに入りたいものだけど、それぞれのクラブでいいプレーをみせている21歳以下の選手たちもいるし、いつだってその準備をして待ち構えているんだ。そんななかで、もし自分が少しでもアクセルから足を離したらどうなるかって、すぐわかるよね」