/ハリー・ウィンクス:結果に霞んだスペシャル・デー

ハリー・ウィンクス:結果に霞んだスペシャル・デー

すぐにでも忘れたくなるような結果となった試合であったが、ハリー・ウィンクスの脳裏にはいつまでも刻まれ続けるだろう。アカデミーでクラブでの未来を夢見た青年が、トッテナム・ホットスパーのキャプテンへの旅路を日曜の試合で成し遂げた瞬間のその思い出を、ウィンクスはこれから先も大切にするはずだ。

しかし、現時点で敗戦の痛みの方が、6歳からスパーズのユースに加入したウィンクスには優先された。すでにスパーズで130試合以上に出場し、あのチャンピオンズリーグ・ファイナルの舞台にも立ち、イングランド代表キャップを6度記録している24歳のウィンクスは、スパーズの新スタジアムで開催されたウォルブス戦でキャプテンを務めている。

「監督が試合前に僕にキャプテンを任せると言ってきたんだ。特別な瞬間だったね」

中盤エリアの中央で好調を維持するウィンクシーは語った。

「家族に話すのが待ちきれなくてね。家族もとても誇りに思っていたけど、試合に負けてしまったからその特別な思いは霞んじゃったよ」

「試合後にピッチを去って、あの瞬間を振り返ると、僕や家族みんなにとってスパーズのキャプテンを任され、チームを引っ張ることができたのはとても誇らしい日だったと思う。でも、試合に負けたのはその意味を減らされたよ」

さらにウィンクスのイライラを募らせたのは、我々のパフォーマンスが優れていたはずだったためだ。スパーズは立ち上がりの入りから順調で、ステーフェン・ベルフワインの先制ゴールでリードし、その後、同点ゴールを許したものの、セルジュ・オーリエの美しいオレーによってハーフタイム前に再びリードを奪った。

その先、3-1にリードを広げるチャンスがあったが、ウォルブズが2-2と追い上げ、さらに73分にラウル・ヒメネスがカウンターで決勝ゴールを決めている。

家族に話すのが待ちきれなくてね。家族もとても誇りに思っていたけど、試合に負けてしまったからその特別な思いは霞んじゃったよ。