/ラファエル・ファンデルファールト:ファンの質問で振り返る自身のキャリア(後編)

ラファエル・ファンデルファールト:ファンの質問で振り返る自身のキャリア(後編)

ビッグインタビュー:ラファエル・ファンデルファールト「ただボールをルカ(・モドリッチ)に出すんだ。で、ルカはラファを見つけろ。そうすれば勝てるさ」ってのがハリー・レドナップのチーム・ミーティングでの指示だった。

■前編はこちら

 

 

トッテナムへの移籍は晴天の霹靂だったけど、知ったのは移籍マーケット終了の何時間前?当日の朝に起きた時はどこへ行くかなんて考えもしなかった?

本当に最後の瞬間だったよ。僕のレアル・マドリーでの出場機会についてジョゼ・モウリーニョは正直で、僕のポジションで使うためにメスト・エジルを獲得したと告げてきたよ。残留してもいいが、彼の先発イレブンには入っていないと言った。その時点ではまだもう1シーズン、僕はマドリーにいるつもりだったんだ。その後、オランダ代表チームのキャンプ地へ向かったんだよ。

でも、最終日の午後4時ごろ、代理人が電話してきてスパーズが僕を獲得したがっていることを告げた。僕から代理人に、「考えてみたい」と答えると、2時間以内に答えを出せと言うんだ!それであらゆる面を検討し始めた。その後、少し横になっていたら突然電話が鳴って起こされた。午後5時40分くらいだったかな。また僕の代理人で、その場で決断を下せと言うんだよ。僕は一瞬考えて、「うん、そうしよう!」と答えた。時間をかけて考えたり誰かに相談したりする時間は一切なかった。純粋に直感だったんだ。でも、すぐにこの決断にすごく満足している自分を感じたよ。スパーズの当時のトレーニング・グラウンドであるスパーズ・ロッジに着いた瞬間から、自分のホームだと感じられたんだ。

 

その前の監督に比べて、スパーズのハリー・レッドナップはどうだった?きっと全然違ったタイプだと思うんだけど…

彼は魅力的な男だね。父親みたいなタイプだ。でも、岩みたいに頑固にもなる。典型的な古風なタイプの監督だったよ。チームのミーティングで先発メンバーの書いてある小さな紙片を取り出して、こんな風に言うんだ。

「ただボールをルカ(・モドリッチ)に出すんだ。で、ルカはラファを見つけろ。そうすれば勝てるさ」

そして、前半とても良い出来だったら、彼はおおっぴらに褒めてくる。「なんてこったい、ラファ。なんてプレーなんだ!」気分をぐっと引き上げてくれるんだよ。彼みたいな人のためなら、誰でももっと速く走れるだろう。レッドナップのスタイルは僕のやり方にとってもよく合っていた。スパーズにいる間、イングランドの試合のスタイルについて僕が感じていた全面的にポジティブな印象にもよく合っていたね。

 

2010年10月のアストンビラ戦。トッテナムが2-1で勝利して、君はゴールの後に観客のおばあさんにキスしたけど、なぜだい?彼女はびっくりしていた?

おお、覚えているよ!ゴールを決めてファンのいるコーナーに駆け寄って、実際は彼女の腕の中に倒れこむ形になったんだ。どっちかっていうとキスというよりハグだったね。80歳くらいのおばあさんに見えた。誰かは知らないよ。

Tottenham Hotspur