/ボールボーイのカラム君:急いで帰ったのは次の日テストだったからさ

ボールボーイのカラム君:急いで帰ったのは次の日テストだったからさ

あなたが「ただ仕事をしていた」だけで、その1分後にジョゼ・モウリーニョがあなたとハイタッチをし、世界中があなたのことを知ることになった…。それでも、翌朝の数学のテストのために早く帰って勉強しなければならない現実は変わらなかった!

火曜日の夜、チャンピオンズリーグでオリンピアコスに4-2で勝利した後でボールボーイのカルム・ハインズ (15)が直面した現実だった。

あのゴールの瞬間、自分の「仕事」の後で何が起こったのかをよくわかっていなかったが、カラムは後半4分にスパーズの決定的な同点ゴールで大きな役割を果たした。

決勝トーナメント進出に結果が必要な試合は、開始から20分で2-0と劣勢に立たされてしまった。デレ・アリがハーフタイム直前に反撃の一発を決め、勢いはスパーズに。後半に入り、できるだけ早く同点ゴールを決められるかがカギとなっていた。

時計の針が49分10秒を指した時、ヨルゴス・マスラスはセルジュ・オーリエに右のタッチライン際でタックルし、ボールはピッチの外に転がっていった。その瞬間、ルーカス・モウラは右のサイド前方のスペースに飛び出した。ボールボーイのカラム君はマルチボール・システムを生かして、セルジュ・オーリエに向けてまっすぐボールを投げた(49分12秒)。ジョゼが前方に投げるように促したとき、セルジュはすでにオリンピアコスのディフェンス・ラインの裏を走っていたルーカスにボールを投げた。ルーカスはエリア内に駆け込みクロスを送り、ハリー・ケインがボールを蹴り込んで2-2とした(49分17秒)。ジョゼはすぐにカラム君にハイタッチをした。そこからの勢いは止まらず、セルジュとハリーの2ゴール目が決まり、試合は4-2の勝利。スパーズはラウンド16進出を決めた。

その後、世界中が注目する記者会見で、ジョゼはカラムに対するより一層の称賛を送っている。

「あの返球はとても優れたボールボーイでなければ不可能だよ。私は10歳から15〜16歳の時に、とても優秀なボールボーイだったんだ。彼はとても優秀なボールボーイで、試合の流れを理解し、展開を読んでいた」

「彼はスタンドを眺めてたわけじゃないし、照明やスカーフを見ていたんじゃないんだ。彼は試合を読み、試合をとても上手にプレーしていたんだよ。だからこそ、彼にも選手たちと一緒にドレッシングルームでお祝いに参加してもらいたかったんだが、どっかに行っちゃったんだ」

5月に2018-19シーズンの修了証をソン・フンミンから受け取ったカラム君
Tottenham Hotspur