昨季のヨーロッパリーグ決勝では決勝ゴールを決め、トッテナム・ホットスパーが彼に支払った移籍金は5000万ポンド。これはウェールズ人として歴代2位の高額であり、ギャレス・ベイルに次ぐ額である。
BBC Sport Wales/Dafydd Pritchard
それなのに、先月のベルギー戦という重要な予選で、なぜジョンソンはベンチに下げられたのか?
表面的には、24歳の彼は代表の象徴となるべき存在であり、プレミアリーグで実績のあるゴールスコアラーである。代表メンバーの多くが2部や3部のクラブに所属している中で、ジョンソンは所属クラブにおいて格上のはずだ。それでも彼は評価を落としている。
スパーズではモハメド・クドゥス、シャビ・シモンズ、ウィルソン・オドベールらがポジションを争っており、ローテーションは当然のこと。
だがウェールズでは、ジョンソンは常に先発に名を連ねるはずだった。たとえ最近のパフォーマンスが物足りなくてもだ。
それだけに、元ノッティンガム・フォレストのフォワードがベルギー戦でベンチスタートとなったのは象徴的だった。
ウェールズは予選最終節として、土曜にリヒテンシュタイン、その3日後に北マケドニアと対戦予定。来年3月のプレーオフ進出はほぼ確実だ。
プレーオフ・セミファイナルがホームかアウェイかはまだ不明であるが、ジョンソンの代表内での立ち位置も同様に不透明だ。
期待を抑える必要がある
ジョンソンのウェールズ代表でのキャリアを評価するには、まずはその始まりから見ていくのが有益だ。
彼は2020年11月、19歳で代表デビュー。その後、コロナで延期されたユーロ2020のメンバーには入れず、2022年のワールドカップ予選から本格的に代表に定着した。
ジョンソンの代表キャリアが軌道に乗り始めた頃、ウェールズ史上最高の選手であるベイルのキャリアは終わりに近づいていた。
「ブレナンには多くのプレッシャーと期待がかかっていた」
元ウェールズ代表フォワードのネイサン・ブレイクは語る。
「周囲は彼を“救世主”と呼び始めていたけど、私は『そんなプレッシャーをかけるな』と言ったんだ。彼がどう成長するかを見守るべきだとね」


