土曜夜のプレミアリーグでチェルシーに敗れたトッテナムの選手採点をお届けする。
Football London/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーは、プレミアリーグでロンドンのライバルであるチェルシーに0-1で敗れ、意気消沈した姿を見せた。その試合におけるスパーズの選手のスコアである。
スパーズはキャプテンのクリスティアン・ロメロ、左サイドバックのデスティニー・ウドギ、ウィンガーのウィルソン・オドベールをベンチに復帰させたが、試合開始からわずか7分でルーカス・ベリヴァルを失った。19歳のベリヴァルはボールが後頭部に当たり、足元がふらつく様子を見せた。交代を告げられた際、本人は猛反発していたが、シャビ・シモンズと交代することになった。シャビは夏にチェルシーとの移籍話が報じられていたが、最終的にトッテナムが獲得した選手である。
前半34分、クオリティに欠ける展開の中でチェルシーが先制。まずジェド・スペンスがボールを失ったが、スパーズがそれを一度は取り返す。しかし、シャビからファンデフェンへのパスが弱く、オランダ人ディフェンダーはモイセス・カイセドをかわそうとしてボールを失う。カイセドはジョアン・ペドロにパスを通し、そこからゴールが決まった。
ホームチームは前半のモハメド・クドゥスの数回のシュート以外、ほとんど相手に脅威を与えることができず、グリエルモ・ヴィカーリオの活躍がなければ、さらに大差で敗れていた内容だった。トッテナムのxG（期待ゴール）は0.05で、2012-13シーズン以降のプレミアリーグで最低記録となった。
グリエルモ・ヴィカーリオ – 9
ジョアン・ペドロとの1対1を好セーブで防いだが、34分の至近距離からのシュートは止められなかった。前半終了前にも同選手のシュートをアクロバティックにセーブ。残り15分を切ったところでネトのシュートを止め、さらに追加タイムにはジョアン・ペドロのシュートを素晴らしい反応で防いだ。試合で唯一評価に値する選手であり、スコア差がついての大敗を免れる要因となった。
ペドロ・ポロ – 4
前半にパスがジョアン・ペドロに跳ね返り、大きなチャンスを与えてしまった。試合を通してパスの精度に欠け、展開を作ることができなかった。
