不調のリシャルリソンのブラジル代表招集に批判 – カルロ・アンチェロッティが反論

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カルロ・アンチェロッティがセネガル、チュニジアとの親善試合に向けた代表メンバーを発表した直後、トッテナムのストライカーであるリシャルリソンのパフォーマンスが母国ブラジルで批判を浴びている。

Football London/Ryan Taylor

アンチェロッティは、今月のセネガル戦とチュニジア戦に向けてリシャルリソンをブラジル代表に招集した理由について説明した。

スパーズのフォワードは最近クラブで不調が続いており、母国では「代表にふさわしいのか」を巡って議論が起きている。

ブラジルには攻撃のタレントが豊富に揃っており、多くのジャーナリストは「アンチェロッティがリシャルリソンを選んだのは、エヴァートン時代に築いた個人的な関係によるものだ」と見ている。

今季プレミアリーグで6得点を挙げているブレントフォードのイゴール・チアゴ、今季全公式戦で5得点のノッティンガム・フォレストのイゴール・ジェズスは、いずれも今回のブラジル代表メンバーから外れた。

アンチェロッティは28歳のリシャルリソンを選出した後、次のように語った。

「我々はテクニカル・スタッフとともに、現在の代表メンバーとは異なるタイプのセンターフォワードを評価している。例えば、ジョアン・ペドロ、マテウス・クーニャ、ヴィトール・ロッキはボールを持ってプレーするタイプであり、エリア内の“基準点(reference point)”となるタイプではない」

「リシャルリソンはその“基準点”となるタイプだ。イゴール・ジェズスもそうだ。彼がノッティンガム・フォレストで良いプレーをしていることは嬉しいよ」

「我々はこのタイプのセンターフォワードを探している。リシャルリソンは今あまり試合に出ていないが、センターフォワードとしてブラジル代表で多くのゴールを決めてきた」

リシャルリソンは9月のブライトン戦以来、トッテナムで得点を挙げておらず、トーマス・フランクの先発メンバーにも定着できていない。

さらに、最近の韓国戦と日本戦では、ブラジル代表としてベンチからの出場時間は合計26分にとどまっており、アンチェロッティの構想から外れつつあることを示している。

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