この若きディフェンダーは、ペップ・グアルディオラからの関心があったにもかかわらず、スパーズしか眼中になかった。
Evening Standard/Alex Young
ルカ・ヴシュコヴィッチは、トッテナムを新天地に選ぶにあたり、マンチェスター・シティの関心を拒否したこと、そしてその理由を説明した。
この若いセンターバックは、まだ16歳だった2023年にスパーズへの加入に合意したが、ノースロンドンのクラブに加わるまで2025年夏まで待たなければならなかった。
10代半ばで身長が6フィート（約183cm）を超え、さらに得点感覚を持つディフェンダーに成長した彼を巡る獲得競争は激しかった。
スパーズがその競争に勝利した背景として、ヴシュコヴィッチはこのクラブが示したプロジェクトがシティの提示したものよりもはるかに魅力的だったと語っている。
「トッテナムは素晴らしいプロジェクトを提示してくれたので、完璧に自分にフィットしたんだと思う」
ヴシュコヴィッチはSport Klubに語った。
「マンチェスター・シティには、とても多くの若手がいる。僕は単なるその多くのうちの1人になりたくなかった。トッテナムでは、僕をプロジェクトのトップに据えると説明してくれた。その瞬間は、それが僕にとって本当に大きな意味を持ったんだ。決定的な要因だったと言えるね」
「（スパーズに加入することになって）あの気分は本当に素晴らしかったよ。大喜びしたね。父が電話をかけてきて、『このクラブは僕のサインを待っている、本当に僕を欲しがっている』と伝えたんだ。スパーズは僕にプロジェクトを示してくれた。そして、僕はそれが本当に気に入った。あまり深く考える必要はなかったね」
将来シティに加入することに惹かれるかと尋ねられたヴシュコヴィッチ。
「正直言って分からない。自分は一歩一歩進んでおり、今は最高の気分で、順調に成長している。そして、それが続くことを願っているだけだよ」
