このルーマニア人ディフェンダーは重い膝の怪我からゆっくりと復帰に向かっている。
Evening Standard/Matt Verri
トッテナムは、ラドゥ・ドラグシンが11月のインターナショナル・ブレイク後ににトップチームの試合に出場できることを望んでいる。
ドラグシンは1月にヨーロッパリーグのエルフスボリ戦でACL(前十字靭帯損傷)を負って以来、プレーしていない。
この23歳のディフェンダーはここ数週間でグラウンドに戻り、フィットネス向上に努めているが、トーマス・フランクはシーズンの初めに、スパーズはドラグシンの回復について忍耐強く対応すると繰り返していた。
このセンターバックは現在、トップチームのトレーニングに完全に合流しているが、過密日程のため全体トレーニングの回数も減っており、チームメイトとの本格的なセッションの機会は限られている。
フランクはドラグシンの回復具合について述べた。
「順調に進んでいる」
「彼は今、全体トレーニングに合流している。なぜなら、ACLは非常に厄介で、9ヶ月間離脱する大きな怪我だからだ。そのため、膝の筋力などを入念に築く必要がある」
「そして、我々はそれほどトレーニングをしないため、実戦形式の練習はそれほど多くない。だから、彼にいくつかのより本番に近い練習をさせる必要がある。だが、彼は間違いなく復帰に近づいている」
来月のインターナショナルブレイクの後にドラグシンがポジション争いに加わる可能性があるか尋ねられたフランク。
「その可能性は高いかもしれない」
「私が理解しているところでは、我々はその間に親善試合でプレーさせる予定だ。それが実戦形式となる」
スパーズは今月初めにランダル・コロ・ムアニに対しても同様の計画を実行し、打撲からの復帰に向かう彼に45分間のプレー時間を与えるために、ワトフォードとの非公開の親善試合を利用した。
ルーマニアは直近の代表戦でドラグシンの招集することに熱心だったが、それはスパーズによって阻止された。
報道によると、彼らは11月のボスニア・ヘルツェゴビナとサンマリノとの重要なワールドカップ予選でも再び招集を計画しているという。
しかし、フランクは「もちろん、私は彼とその件について話していないが、それは私には意味をなさない(ありえない)」と述べた。


