影響力のあるキャプテンのいる場合といない場合で、スパーズの結果とパフォーマンスの違いは歴然であり、数字がそれを裏付けている。
Evening Standard/Matt Verri
トッテナムが直近のインターナショナル・ブレイクから再始動した際、これから直面する連戦の対戦カードの話題で持ちきりだった。
22日間で7試合。紙面上では、そのほとんどがタフな試合に見えた。アストン・ヴィラに敗れ、モナコで幸運な引き分けに終わったことで、この期間のスタートはここまで快調とは言えない。
クリスティアン・ロメロは内転筋の怪我でこの両試合を欠場した。そして、彼の不在はスパーズにとって非常に深刻だ。
トーマス・フランクはシーズン開始時にロメロをクラブ・キャプテンに任命し、ロメロ自身はその責任感を満喫し、昨シーズンから大幅に改善された守備を統率している。
彼は最終ラインで一貫したパフォーマンスを発揮しており、創造性に苦しむトッテナムにとって、彼のパスの供給能力も極めて重要だ。
ジョアン・パリーニャやロドリゴ・ベンタンクールは、ボールを効率的に前進させることが得意ではないが、ロメロはライン間を通すパスをフォワードの選手たちに供給することができる。
このセンターバックは、フランクのプレッシング・システムにおいても非常に重要だ。スパーズはしばしばマン・ツー・マンで守備を行い、それはミッキー・ファンデフェンがピッチのかなり高い位置、相手陣内にまで押し上げていることを意味する。



