経験豊富なトッテナムのミッドフィルダーは、日曜日のワールドカップ予選で復帰した直後、わずか数分でピッチを後にした。
football.london/Alasdair Gold
トッテナムのミッドフィルダー、イヴ・ビスマが日曜日の夜、シーズン初の公式戦に出場した直後に、痛々しい怪我を負って担架で運び出された。
この29歳は、膝の怪我でスパーズでのシーズン開始から欠場が続いていたが、今回のインターナショナル・ウィーク中にマリ代表に招集されるほどフィットネスを取り戻しており、スタッド・モディボ・ケイタでのマダガスカルとのワールドカップ予選に合流していた。
最終的にマリが4-1で勝利した試合の66分に、スコアが3-0の状況でビスマは途中出場した。彼はマダガスカルのコーナーキックからの緩いパスをインターセプトしたが、ボールをドリブルで持ち出そうとした際に相手選手にタックルされ、ピッチ上にうずくまった。
左足首を押さえたトッテナムのミッドフィルダーは、明らかに激しい痛みに苦しんでおり、メディカル・スタッフが駆けつける間、もう一方の手でピッチを繰り返し叩いていた。ビスマはチームメイトが慰めようとする中、ユニフォームを頭の上まで引き上げた。彼は自力で歩いてピッチを離れることができず、担架で運び出されることになった。
ビスマの膝の怪我は、この夏の移籍のチャンスを台無しにしていた。このミッドフィルダーのトッテナムとの契約は残り9ヶ月に迫っており、スパーズは放出したいと考えていた。トルコや他のプレミアリーグのチームへの移籍が噂されていた。
しかし、このミッドフィルダーの移籍は進展せず、彼は度重なる遅刻のため、新監督のトーマス・フランクによってシーズン初めのUEFAスーパーカップの招集メンバーから外され、その後チャンピオンズリーグのリーグフェーズの登録メンバーからも外されていた。
先月、移籍市場が閉まった後、スパーズの監督は次のように述べていた。
「わだかまりは全くない。以前も、今も、全くないよ。しっかりトレーニングすれば、誰にでもチャンスはある」
「彼は外でのランニングを始めたばかりだ。だから、まだチーム練習には加わっていない。だが、私が彼に挨拶したときや選手たちと毎日一緒にいるのを見る限り元気そうだ」
今、ビスマは対処すべき新たな怪我を抱えてしまったようだ。もし映像から見て取れるように足首の怪我であれば、このマリ代表ミッドフィルダーには過去に同様の問題があった。彼は2023年2月に左足首の疲労骨折を負い、手術が必要となり、クラブでの最初のシーズンの一部を欠場していたときも同じ患部であった。
