バーンリーのマキシム・エステーヴの獲得にトッテナムが動いているという報道の真相

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新指揮官トーマス・フランクの下で、トッテナム・ホットスパーへの加入が噂されているのが、バーンリー所属のセンターバック、マキシム・エステーヴである。

football.london/Alasdair Gold

フランスとイタリアの一部メディアは火曜日、スパーズが今夏、23歳のフランス人ディフェンダーの獲得交渉に入ったと報じた。しかし、football.londonの理解によれば、バーンリーのセンターバック、マキシム・エステーヴとトッテナムを結びつけるこれらの報道は、事実からかけ離れたものである。

このディフェンダーは2024年1月に地元クラブであるモンペリエからローンでバーンリーに加入し、その後、バーンリーのプレミアリーグへの昇格を経て、夏に完全移籍となった。

左利きのセンターバックであるエステーヴは、昨季チャンピオンシップ全46試合に先発出場し、スコット・パーカー率いるバーンリーが再びプレミアリーグに昇格する手助けをした。彼はバーンリーで際立った活躍を見せた選手の一人だったが、スパーズが現在このフランス人との交渉に乗り出すつもりはないとみられている。

football.londonの理解では、トッテナムは現在、右ウィンガーの補強を最優先としており、ウェストハム所属のモハメド・クドゥスが関心を持っているターゲットの一人で、すでにウェストハムから一度オファーを断られている。スパーズはまた、新たなセントラル・ミッドフィールダーの獲得にも動く見通しで、新指揮官のトーマス・フランクは、自身のシステムにおける補強ポイントを見極めるため、現在の選手層を分析しているところである。

また、ノースロンドンのクラブには現在、センターバックが大量に在籍している点にも注目すべきである。

トップチームの選手でいえば、クリスティアン・ロメロ、ミッキー・ファンデフェン、ケヴィン・ダンソ、負傷中のラドゥ・ドラグシン、さらにこのポジションをこなせる経験豊富なベン・デイヴィスがいる。加えて今夏クラブに加わった18歳のルカ・ヴシュコヴィッチ、さらに今週契約にサインした20歳の日本代表ディフェンダー、高井幸大がいる。

日本代表で4キャップを持つ高井は、今季トップチームの一員として活動することが見込まれており、フランクは、先月クロアチア代表デビューを果たしたヴシュコヴィッチをこの夏に見極めた上で、シーズン前半はチームに帯同させて学ばせるか、それとも試合出場を優先してローンに出すかを判断することになる。

さらにアシュリー・フィリップスとアルフィー・ドリントンもおり、両者は昨季それぞれストークとアバディーンへのローン移籍先で印象的なパフォーマンスを見せていた。

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