ルカ・ヴシュコヴィッチと高井幸大は、2025/26シーズンにトーマス・フランク率いるトッテナムのファーストチームでより多くの出場機会を目指すことになる。
football.london/Rob Guest
ヴシュコヴィッチは土曜日、クラブのホットスパー・ウェイでプレシーズン初日を迎えた。スパーズは2023年9月にハイデュク・スプリトとの間でこのセンターバックの獲得に合意していたが、FIFAの規定により、彼が18歳になる2025年まで正式な合流ができないことは当初から決まっていた。
日本の川崎フロンターレからの高井の加入も、週末に川崎のファンへ別れを告げたことで、数日中に正式発表される見込みである。20歳の高井は、移籍金500万ポンドでトッテナムに加わる予定だ。
スパーズのユニフォームを着た2人の姿が、まもなく実際のピッチ上で見られるかもしれない。レディング戦とルートン・タウン戦というアウェイのプレシーズンマッチが控えており、その後はアジア・ツアーに出発する予定となっているからだ。
今夏の移籍市場で、トッテナムはすでに活発な動きを見せているが、プレミアリーグで昨季17位に終わったことを考えると、さらなる補強が必要なのは明らかである。フランクは現在でも多くの選手を抱えており、今後の新加入選手によりその数はさらに増える見込みで、9月初旬にはプレミアリーグの「25人の登録枠」の規定に満たすため、人数を絞り込む必要がある。
例年通り、各クラブはホームグロウンではない選手を17人までしかリストに登録できない。それ以外の選手枠(合計で最大25人まで)はホームグロウンの選手で構成しなければならない。
加えて、クラブはU-21リスト(21歳以下の登録選手リスト)も提出できる。これは若手選手をプレミアリーグに出場可能とするもので、こちらは前述の25人の登録枠とは別となる。2025/26シーズンにU-21の選手とみなされるためには、2004年1月1日以降に生まれている必要がある。
トッテナムにとって朗報なのは、ヴシュコヴィッチと高井の両名がともに21歳未満であり、メインリストではなくU-21リストに登録できるということだ。2月に18歳となったヴシュコヴィッチは2007年2月24日生まれでスプリト出身、高井は2004年9月4日生まれで横浜出身である。


