トッテナム・ホットスパーは、ブレントフォードのトーマス・フランクを新監督に任命したことで、一時的にブライアン・ムベウモの獲得を実現できる可能性に期待していた。
football.london/Jack Flintham
トッテナム・ホットスパーは、ブライアン・ムベウモの代替候補として挙げられていたアントワーヌ・セメンヨがAFCボーンマスと新契約を結んだことで、往復ビンタの打撃を受けた。
スパーズは先月、トーマス・フランクを新監督に任命した後、ブレントフォードのエースの獲得レースに参戦した。デンマーク人のフランクはダニエル・レヴィに、ムベウモを優先ターゲットとして獲得に動くべきだと伝えたとされている。
しかし、ノースロンドンのクラブは、カメルーン代表のムベウモがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍しか視野に入れていないことをすぐさま思い知らされ、以来、ムベウモへの関心は薄れていた。ブレントフォードのウインガーの獲得が頓挫したため、トッテナムは代替案に目を向けることになった。
その状況でセメンヨはトッテナムの選択肢の一つとして挙げられており、Sky Sports Newsは6月に彼への関心を強めたと報じていた。しかし、チェリーズが25歳のソメンヨと新らたに5年契約を結んだことを発表したため、その移籍も破談になったようだ。
新契約について語ったセメニョは次のように語った。
「クラブでピッチ内外で大きく成長し、プレシーズン再開前に契約を結べたことに本当に嬉しく思っているよ。ファンからスタッフ、チームメイトまで、クラブに関わるみんなのことを、僕はどれだけ褒め称えても十分じゃないだろうね」
「ここは素晴らしい場所だし、新シーズンが目前に迫る中、ボーンマスに戻ってハードワークを続けることを楽しみにしているよ」
これでトッテナムはまた攻撃的な選手の補強への動きを見直す必要がでてきている。
クリスタル・パレスのエベレチ・エゼは依然として補強ターゲットの1人だが、football.londonの報道によると、アーセナルがこのアタッカーへの正式な関心を表明したため、トッテナムにとって新たな障害が生まれた。
トッテナムのプレシーズンマッチの初戦は7月19日にリーグ1のレディングとのアウェーゲームとなる。
