モハメド・クドゥスがバイエルン・ミュンヘンからの土壇場でのアプローチを断り、トッテナム・ホットスパーへの加入に集中しているとTBR Footballは理解している。
TBR Football/Jamie Brown
トッテナムはクドゥスの大ファンであり、今夏の攻撃的な選手の補強における最優先ターゲットとして位置づけている。
ウェストハムは、自らの移籍市場での補強の動きを進めるために資金が必要であり、現段階では、デイヴィッド・サリヴァン会長も渋々ながらクドゥスをトッテナムへ売却することを受け入れる構えである。
現在、ロンドンの2クラブはクドゥスの移籍に関して交渉を続けており、最終的には約6000万ポンドで合意に達する可能性がある。
TBR Footballのチーフ特派員のGraeme Baileyの得た情報筋からの情報によれば、モハメド・クドゥスはウェストハムに対し、トッテナム加入にのみ集中していると伝えたという。
FIFAクラブ・ワールドカップ中にジャマル・ムシアラが負傷したことを受け、バイエルンはその代役を探すべく動き出していた。
報道によれば、ドイツ代表のムシアラは約4ヶ月間の離脱となる見込みであり、バイエルンは代替選手の候補を探し始めていた。
そのブンデスリーガ王者はクドゥスに土壇場でアプローチしたが、クドゥスはノースロンドンへの移籍を優先し、バイエルンの関心を拒否した。
チェルシーもクドゥスを注視しており、アーセナルも同様だったが、トッテナムが関心を強めて以降、どちらのクラブも具体的な動きは見せていない。
“スーパースター”と呼ばれるクドゥスは、この夏にトーマス・フランクのチームに加入することへ完全に集中しており、リリーホワイツが最も強く獲得へ動いている。
TBR Footballは日曜、トッテナムがクドゥスに対して3度目のオファーを出したが拒否されたことを明らかにしている。ただし、交渉は引き続き進行中である。
ウェストハムは、トッテナムの提示した獲得オファーに不満を持っており、その内容は5000万ポンドに1250万ポンドの出来高を含むものだった。


