トッテナムとイングランド代表の歴代得点王であるハリー・ケイン、バロンドールを受賞したモドリッチ、そして間違いなく英国史上最高のフットボーラーであるベイルを21世紀のスパーズのベスト3に挙げることは異論の余地がないだろう。
才能の面では、ソンは彼らのすぐ下のランクにいる。しかし、レガシーの面では、彼は彼らすべてを凌駕する。彼らは皆トロフィーを獲得するために去っていったが、彼はスパーズでそれを勝ち取ったのだ。
ソンのヨーロッパリーグ優勝への道筋における貢献度が限定的だったことがその主張を弱めると異議を唱える者もいるだろう。彼は決勝でわずか31分しかプレーせず、その試合で13回のボールタッチ、6回のパス試行、シュートはゼロだった。
しかし、その評価は論点を見誤っている。すべてのゴールとアシスト、揺るぎないクラブへの献身、パーソナライズされたハンド・シェイクとカメラ・パフォーマンス、ホットスパー・ウェイで出待ちする何千ものファンへのサインが示すのは、ソンが誰にも劣らず、いやそれ以上にそのトロフィーに値したのだ。
チームメイトたちは彼を大切にしている。ビルバオでの試合終了後、ジェームズ・マディソンは泣き崩れるソンを抱きしめた。「生き残った男の子」(「The Boy Who Lived」)の物語であるハリー・ポッターの大ファンであるマディソンは、キャプテンである「留まり続けた男」(「The One Who Stayed」)を祝福したのだ。(The Boy Who Livedは、ハリー・ポッターシリーズの最初の章のタイトル)
あのトロフィーを勝ち取ったことで、ソンは次の行き先を自由に決めることができるはずだ。The Athleticの報道によると、彼の長年の盟友であるウーゴ・ロリスがプレーするLAFCが、今夏ソン獲得に向けて動いているという。
トーマス・フランクは先週、ソンの将来について言及を避けており、来シーズンのキャプテンを誰にするか確信が持てないと発言したことで、ソンが退団する可能性をさらに高めた。
それはスパーズにとって大きな損失となるだろうが、ピッチ上での衰えの兆候が見え始めている今、おそらくドレッシング・ルームやトレーニング・グラウンドといった試合のピッチ外での喪失の方がより強く感じられるかもしれない。それでも今が彼にとってもスパーズにとっても適切な時期なのかもしれない。
ソンのレジェンドとしての地位を誰も疑う者はいない。代わりに問うべき相応しい質問がある。
「あなたの像はどこに建てましょうか?」



