MLSのクラブには、年俸がリーグのサラリーキャップを超える選手と契約できる指定選手枠が3つ設けられている。
32歳のソンは現在、週給約19万ポンドを受け取っており、移籍金も必要となることから、LAFCは彼を指定選手枠の1人として登録する必要がある。
ジルーが先月リーグ・アンのリールに移籍したことで、LAFCは現在2つの枠を空けている。
ソンは、アンジ・ポステコグルーから「傑出している」と評された選手だが、今夏は自らの将来を決断することが許されており、アメリカ行きに魅力を感じるかどうかは今のところ不明だ。
一方で、サウジアラビアからの関心も存在しており、ノースロンドンに残って最後のシーズンをチャンピオンズリーグで戦うという選択肢も彼にとっては大いに魅力的かもしれない。
ソンはフランクとの共闘に前向きだが、両者はプレシーズンにホットスパー・ウェイへ戻った際に、彼の将来について話し合う予定となっている。
今夏、英雄としてトッテナムを去るべきか
ソンは、今夏ノースロンドンのクラブを離れ、ヨーロッパリーグ優勝という究極の遺産と共にこのクラブでのキャリアを締めくくることを真剣に検討すべきだろう。
彼は、2008年のレドリー・キング以来となる、ノースロンドンのクラブでメジャー・トロフィーを掲げたスパーズのキャプテンとなり、自身のレジェンドとしての地位を確固たるものにした。
しかし、32歳となった今、彼の力は確実に衰え始めており、昨シーズンのパフォーマンスにも陰りが見え始めている。
ゴールやアシストなど21のゴール関与という見事な数字を残したとはいえ、その爆発力やフィニッシュ力は全盛期と比べるとやや物足りなかった。
フランクのハイテンポな戦術の中では、スパーズの経験豊富なスターがかつてのようなダイナミズムを発揮し、適応するのは難しいかもしれない。
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