トッテナム・ホットスパーの右サイドバックであるペドロ・ポロが、プレシーズンのトレーニングの始動を前にクラブのトレーニング施設に早めに姿を現し、同僚より一歩先を行っていることを示した。
football.london/Alasdair Gold
スパーズの昨シーズンは負傷者が続出したが、25歳のスペイン人であるポロは、シーズンを通して一度も負傷せず、クラブでは51試合、実に4,130分の出場を果たし、ヨーロッパリーグ優勝に貢献した上で、代表復帰後にはスペイン代表としてさらに503分間プレーした。
前任監督のアンジ・ポステコグルーはfootball.londonに対し、この右サイドバックについて次のように語っていた。
「今季、彼は誰よりも多くプレーしており、我々にとって信じられないほど重要な存在だった。負傷者が多い中で、彼のように耐久性のある選手が少なくとも何人か必要だったし、そうした点でも彼は非常に重要だった。それだけでなく、彼の示してくれたクオリティも素晴らしかった」
「(彼のプレーメイク能力は)非常に重要なもので、彼をもっと効果的なエリアでボールに関与させられるよう取り組みを続けている。またポジショニングの改善にも取り組んでいる。彼のロングパスの精度はもちろん、クロスの質も高く、セットプレーでも通常のクロスでも、ボールをボックスに入れるたびに相手をトラブルに陥れている」
ポロは現在、トッテナムの新監督であるトーマス・フランクの下での新たなシーズンに向け、身体的な準備を進めているようだ。
トッテナムの選手たちは土曜日にホットスパー・ウェイへ順次戻り始める予定だが、ポロのような代表選手たちはそれよりも先の来週戻る予定である。しかし、ポロはすでに金曜日の時点でエンフィールドのトレーニング施設に姿を見せている。
ジム内で笑顔を浮かべている自身の写真を「王者が帰ってきた!また戻れて嬉しいよ」と@SpursOfficialのアンカーを添えて投稿した。
ポロは今年初め、自らが90分以上右サイドを上下動し続けられるだけの「驚異的なエンジン」をどう作り上げているかについて語っていた。
「クラブでトレーニングするだけでなく、クラブの外でも自分でリカバリーや負傷予防のトレーニングをしている」