ノッティンガム・フォレストがこの移籍をめぐる法的手段を検討している中、トッテナムによる同ミッドフィルダーの獲得は宙に浮いている状況となっている。
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トッテナムは、ノッティンガム・フォレストのミッドフィールダー、モーガン・ギブス・ホワイトの獲得に向けて前進したい意向を持っているが、現在その移籍は宙ぶらりんの状態にあり、フォレストはこの取引に関して法的措置を検討している。
スパーズは、この25歳のイングランド代表ミッドフィルダーに設定されている6000万ポンドの契約解除条項を発動する予定で、金曜にメディカル・チェックが予定されていた。しかしながら、フォレストはトッテナムとの連絡を遮断したとされており、ノースロンドンのクラブがギブス・ホワイトに接触する許可を与えていないとしているため、この移籍は障害に突き当たった。
また、フォレストは、契約解除条項の機密性が侵害されたと考えており、スパーズによるギブス・ホワイトへのアプローチがまさにその条項の内容通りであったことが、その根拠とされている。
football.londonの理解では、トッテナムは依然としてこの取引を進めたい意向を持っているが、フォレストはプレミアリーグに対する正式な抗議の準備を進めているとされ、少なくとも移籍の進行が遅れる可能性がある。この移籍が完全に阻止されるかどうかは、現時点では不明である。
トッテナムの新監督であるトーマス・フランクは、ブレントフォード時代から、ギブス・ホワイトが自身のシステムにおける理想的な「背番号10（トップ下）」になり得ると判断していた。また彼は、より深い中盤の位置やウイングでもプレー可能である。フランクのアシスタントであるジャスティン・コクランは、イングランド代表でギブス・ホワイトと共に仕事をしており、今後はスパーズでもこの2人が彼と共に働くことになる見通しだ。
仮にスパーズがこのミッドフィルダーとの取引を進めることができた場合、この夏の移籍市場での「1億2000万ポンド・トリオ」が完結することになる。スパーズはすでに、ウェストハムからモハメド・クドゥスを5500万ポンドで獲得し、今週初めには日本代表センターバック、高井幸大を川崎フロンターレから500万ポンドで獲得済みである。
