ウェストハムがトッテナムからのモハメド・クドゥスへの5000万ポンドのオファーを拒否

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ウェストハム・ユナイテッドは、トッテナム・ホットスパーからモハメド・クドゥスの獲得に向けたオファーを受け取った。

The Athletic/David Ornstein

このオファーの金額は5000万ポンドであったが、すでに拒否された。しかしながら、クラブ間の交渉は継続中である。

クドゥスは、ウェストハムを離れる場合にはスパーズへの移籍を優先しており、24歳のガーナ代表アタッカーとの個人条件に関しては問題にならないと見られている。

The Athleticは6月に、クドゥスの契約(2028年まで)にはバイアウト条項があり、7月の最初の10日間のみ有効であると報じている。このバイアウト金額は、欧州のクラブに対しては8000万ポンド、プレミアリーグのクラブに対しては8500万ポンド、サウジアラビアのクラブに対しては1億2000万ポンドとされている。

このフォワードは、2023年にアヤックスからチェルシーへの移籍交渉が停滞した経緯があり、最終的にウェストハムが獲得に成功した。そういった経緯からチェルシーの関心も残っているようだ。

ウェストハムは2023年8月にクドゥスを、移籍金4150万ユーロ(約3560万ポンド)+出来高300万ユーロ(約250万ポンド)で獲得した。クドゥスはすぐにデイヴィッド・モイーズ監督の下で主力となり、初年度で48試合に出場し18ゴール、10アシストを記録した。

ウェストハムの前線で複数のポジションで起用されたクドゥスだったが、2024-25シーズンはやや精彩を欠き、35試合で5ゴール、4アシストにとどまり、チームはプレミアリーグ14位でフィニッシュした。

ウェストハム加入前には、アヤックスで87試合27ゴールを記録し、2021年と2022年にエールディヴィジ連覇に貢献していた。

トッテナムはこの夏、フォワードの補強に意欲を見せており、昨季ローンで加入していたマティス・テルの完全移籍(移籍金3500万ユーロ+出来高1000万ユーロ)により前線は強化されているものの、さらに補強を目指している。

ノースロンドンのクラブは、ブレントフォードからブライアン・ムベウモをトーマス・フランク新監督とともに迎え入れることを望んでいたが、同選手はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を希望していると伝えた。一方でThe Athleticは、トッテナムがボーンマスのアントワーヌ・セメンヨについても問い合わせを行っていたが、彼はサウスコーストのクラブと新契約を締結したと報じている。

West Ham reject £50m Mohammed Kudus bid from Tottenham
Club-to-club talks continue and personal terms are not expected to be an issue.
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