トーマス・フランクにとって理想的な補強となる理由が込められたモハメド・クドゥスを評する6ワード

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モハメド・クドゥスはこの夏、トッテナムへの移籍を成立する可能性があり、ウェストハムからの退団が現実味を帯びてきている。

football.london/Rod Guest

トッテナムのファンは、エンターテインメントを求めている。モハメド・クドゥスは、もし今後数週間以内にウェストハムから移籍することになれば、まさにそれを提供することになるだろう。

このガーナ代表アタッカーはトッテナムが関心を寄せる選手であり、5000万ポンドの獲得オファーが拒否されたと考えられている。ノースロンドンのクラブは提示額を引き上げ、ハマーズが受け入れられるであろう金額を提示しなければならない。もしそれが実現すれば、2011年以来となるウェストハムからトッテナムへの移籍が完了することになる。

2023年にアヤックスから3800万ポンドで加入後、ロンドン・スタジアムで即座に印象を残したクドゥスは、ハマーズでのデビュー・シーズンに14ゴール、9アシストと見事な活躍を見せた。昨季は成績がやや落ちたものの、トーマス・フランクはこれまで数々の選手の潜在能力を引き出してきた実績があるため、クドゥスのベスト・パフォーマンスを引き出せる可能性がある。

フランクが、トッテナム・ファンに攻撃的で魅力的なフットボールを提供できることが期待されている。それはまさにクラブのDNAに根付くものだ。クドゥスは確かに人を魅了することができる。それは、2年前にアヤックスからウェストハムに加入した際、彼自身が語っていた。

クドゥスはウェストハムの公式サイトで次のように語っている。

「僕はファンを楽しませるのが好きなんだ(I like to entertain the fans)。だってそれがフットボールの本質だと思うからね。僕のドリブルの能力、フィジカルの強さ、そしてフィニッシュもある」

「チームのためにベストを尽くすつもりだよ。ファンの皆さんにはエンターテインメントを期待していてほしい!」

プロデビュー以来、ドリブルはクドゥスのプレースタイルの大きな部分を占めている。スピード、直線的な突破、テクニックにより相手にとって悪夢のような存在であり、彼はそれを少年時代から得意としてきた。

「うん、ドリブルはずっと僕の特長の一つだったと思う。それはたぶん、ガーナでの少年時代のクラブ、“ストロング・タワー”が始まりだったんだ」

「その時のコーチは、僕がまだ子どもだったこともあって、結果よりも情熱や楽しさを大事にしてくれてたんだ。それで“ボールを持ったら、とにかく何人でも抜いていけ”という役割を与えてくれた」

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