ルカ・ヴシュコヴィッチは、クラブが2025/26シーズンのチーム計画を固める中、間もなく新たなチームメイトたちと合流する見込みだ。
football.london/Rob Guest
マリオ・ヴシュコヴィッチは、弟でトッテナムのディフェンダーであるルカ・ヴシュコヴィッチが、ドイツのハンブルガーSVへのローン移籍を「断らない」と明かした。クロアチアの若手は、選手たちがホットスパー・ウェイでプレシーズンのトレーニングに復帰する中、間もなく新しいチームメイトと初お目見えすることになる。
トッテナムは2023年9月にハイデュク・スプリトから高い評価を得ていた若手センターバックを獲得する契約を締結したが、当時16歳だったため、2025/26シーズンになったら移籍する契約となった。18歳のヴシュコヴィッチは、過去2シーズンでポーランドのラドミアク・ラドムとベルギーのウェステルローにローン移籍し、両クラブで大きなインパクトを残した。
今シーズン、トーマス・フランク監督の下でヴシュコヴィッチがどれほど重要な役割を果たすかはまだ不明だ。現在、センターバックのポジションでは彼よりも上位に複数の選手がいる。新任の監督は、4つの大会で戦績を残していくために彼をチーム計画に組み込みたいと考えているかもしれないが、当然ながら、さらにトップチームでの試合経験を積むためにローン移籍する可能性もある。
彼の兄マリオは現在ハンブルクの選手名簿に名を連ねているが、ドーピング禁止処分により現在プレーできない状況だ。この兄の存在もあって、弟のルカ・ヴシュコヴィッチは、ブンデスリーガのハンブルクへのローン移籍が噂されている。ドイツのメディアHamburger Abendblattのインタビューで、兄は弟のルカがハンブルクにローン移籍する可能性について質問を受けた。
「ルカはHSVを愛している。なぜなら、クラブとファンが常に私を支えてくれるからだ」
「フォルクスパルク・シュタディオンでの昇格パーティーを目撃したことで、あいつはこのクラブの規模の大きさとファンの素晴らしさに感銘を受けただろう」
「あいつはHSVでプレーしたいと考えており、オファーがあれば断らないだろう。だが最終的に、トッテナムが弟の成長にとって最善の判断を下すだろうね」
「試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、父と弟はすぐにピッチに駆け下りたんだ。ピッチは既に喜びに満ちたファンで埋め尽くされていたよ」
「あの夜は本当に狂ったような経験だった。チームのみんなといっしょにNikki Tiger(ハンブルクのナイトクラブ)に行って、朝5時にはホテルに戻った。あの夜の感情は決して忘れない。本当にパーフェクトだったぜ」
