トーマス・フランクは、2025/26シーズンにチャンピオンズリーグに復帰するトッテナムのチームに補強が必要だと考えている
football.london/Rob Guest
トーマス・フランクは、トッテナムの監督としての初となる公式戦でタイトルを獲得するチャンスを得た。8月16日(土)のプレミアリーグ開幕戦のバーンリー戦の3日前、8月13日(水)にUEFAスーパーカップでパリ・サンジェルマンと対戦する。これはヨーロッパリーグ制覇によって出場権を獲得したものだ。
トッテナムは、2022/23シーズン以来となるチャンピオンズリーグに復帰する。ヨーロッパのトップリーグの形式は、彼らが最後にチャンピオンズリーグに出場してから変更されているが、同じく新形式となったヨーロッパリーグでの成功を経ているため、すでにその形式を体験済みである。
スパーズは、チャンピオンズリーグで可能な限り勝ち上がり、ノックアウト・ステージで大きな驚きをもたらすことを目指している。その鍵となるのは、夏の移籍マーケットでそのスカッドに経験豊富な選手を補強することだ。
12ヶ月前にルーカス・ベリヴァル、アーチー・グレイ、ウィルソン・オドベールがトッテナム・ホットスパー・スタジアムにやってきて、当時、チームに若さを加えたトッテナムは、これからプレミアリーグやカップ戦での成功のために、フランクの選手陣に経験豊富なプロフェッショナルを補強することが不可欠となる。チャンピオンズリーグの経験を持つ新戦力の獲得も、クラブにとって移籍の優先事項だ。これは、2024/25 シーズンの最終戦、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンとの試合の後に、アンジ・ポステコグルーが明らかにしたことでもある。
「移籍市場で良い取引ができ、確かな経験を持つ選手を獲得できればね。年齢のことではなく、このレベルでのプレー経験があり、チームに貢献できる選手のことだが、我々が望むような影響力を発揮してくれるのは間違いないよ」
「我々だけでなく、チャンピオンズリーグに出場するどのクラブも、そのことを理解していると思う。これはヨーロッパのエリートが集まる大会であり、大きな要求が伴うんだ」
「つまり、チャンピオンズリーグに出場するクラブは、経験豊富な選手を獲得する機会と捉えている。ただし、そのレベルでプレーした経験があり、そのレベルでしっかりとプレーできる選手を指している。そのレベルにこれからステップアップする選手ではないんだ。そこが違いだよ」
トッテナムの現在のメンバーは、チャンピオンズリーグの経験が豊富とは言えない。先発メンバーを見ると、グイリエルモ・ヴィカーリオ、ミッキー・ファンデフェン、デスティニー・ウドギ、ジェームズ・マディソン、ブレナン・ジョンソン、ベリヴァルなどは、この大会でプレーした経験がない。