アルノー・カリムエンドとは何者か?2,600万ポンドでトッテナムに獲得の可能性があるストライカー

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フランスの報道によると、トッテナムは今夏、レンヌのアルノー・カリムエンドの獲得に関心を示している。

football.london/Rob Guest

トッテナムは現在、マティス・テルの完全移籍によって夏の移籍マーケットに本格参入したところである。テルはバイエルン・ミュンヘンからの買取オプション付きローンで1月にスパーズへ加入し、当初の4,570万ポンドから減額交渉の末、2,980万ポンド(+出来高最大420万ポンド)で彼の完全移籍をまとめた。

アンジ・ポステコグルーの解任を受けてトーマス・フランクが新監督に就任した今、トッテナムの移籍に関する話題は今後数日から数週間の間に勢いを増していくだろう。フランスのL’Equipe紙の報道によれば、トッテナムはレンヌのストライカー、アルノー・カリムエンドの獲得を本格化させる見通しだという。

このポジションにはフランクのもとでもいくつかの選択肢があるものの、ここ3シーズンで波のあるパフォーマンスを続けてきたリシャルリソンの今夏の去就は依然不透明なままである。

では、カリムエンドとは一体何者なのか?

2002年1月にフランスで生まれたカリムエンドは、パリ・サンジェルマンのアカデミーで育成され、トップチームでは5試合に出場した。パリのクラブでのデビュー戦は、2020年9月に行われたランス戦での0-1の敗戦だった。

カリムエンドは、パワーとスピードを兼ね備え、味方との連携にも優れるストライカーであり、その翌月にはランスへ1年間のローン移籍を果たした。リーグ・アンの同クラブで30試合に出場して8ゴールを記録すると、その活躍ぶりが評価され、翌シーズンも再びランスに貸し出され、今度は35試合で13ゴールを挙げた。

そのランスでの活躍を受け、2022年にカリムエンドはスタッド・レンヌへ2,500万ユーロ(約2,100万ポンド)で完全移籍。レンヌはそのちょうど数週間前にテルをバイエルン・ミュンヘンに放出したばかりだった。ちなみにそのシーズン、カリムエンドはトッテナムからレンヌへローン移籍していたジョー・ロドンやジェド・スペンスと共にプレーすることになった。

レンヌでの初シーズン、23歳の彼は公式戦38試合で7ゴール、5アシストを記録。そのシーズン最後のゴールは、かつて所属していたパリ・サンジェルマン相手のアウェイゲームでの2-0の勝利につながるものだった。

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