5000万ポンドで得た2人のベテラン・ミッドフィルダーに関する重大な決断 – トッテナムの中盤とウィンガーの移籍プラン

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夏の移籍マーケットの序盤が進む今、トッテナムの中盤とウィンガーでどのような移籍プランが必要かを評価した。

football.london/Alasdair Gold

すでに守備陣を優先すべきであることを見てきたが、今度はスパーズの中盤およびウィンガーのオプションにこの夏何が起こるのか、また誰がクラブに加わる可能性があるのかを探っていく。アンジ・ポステコグルーの将来が不透明な中、新戦力の話を進めるのは難しいという点は十分に理解しているが、それでも監督が誰であれ変わらない戦力についての状況は多く存在する。

中盤のセンターに関して言えば、長期契約を結んでいる若手ミッドフィルダーたちの成長と、ベテラン選手の契約状況が注目されるところだ。

ルーカス・ベリヴァルは足首のケガのリハビリのため、他の選手が休暇を取っている間もホットスパー・ウェイに残っていた。19歳のスウェーデン人は、クラブ加入初年度でクラブ内の賞を総なめにした後、2年目の飛躍を狙っている。

同様に、アーチー・グレイも2年目にはより経験を積み、自らの得意とする中盤のポジションでようやく本格的な成長を見せられるはずだ。パペ・マタル・サールもまた、さらなる成長を遂げており、今季もビッグマッチでの好パフォーマンスを見せた。

ベテラン・ミッドフィルダーの中では、ロドリゴ・ベンタンクールがピッチ上で総じて印象的なプレーを見せており、28歳を迎える今月、契約が残り1年となる中で、新契約のオファーを受ける可能性が高い。一方、同じ状況にある今夏29歳となるイブ・ビスマは、最終盤に欧州戦で良い働きを見せたとはいえ、今季は信頼性に欠けるパフォーマンスが目立った。

5000万ポンド近くを要して獲得したこの2人のミッドフィルダーのうち、論理的に考えれば新契約を与えられるのは1人だけとなるだろう。そして、トッテナムは今夏、新たな守備的ミッドフィルダーの獲得を目指すとみられる。クラブはパレスのアダム・ウォートンに強い関心を寄せており、クリスタル・パレスの他の選手たちにも注目している。しかし、トロフィーを獲得し、来季の欧州大会出場を決めたパレスは、主力選手たちを安売りするような状況にはない。

トッテナムは、ジオバニ・ロチェルソをスペインに放出した昨夏の契約の一環として、レアル・ベティスのミッドフィルダー、ジョニー・カルドソを格安で獲得できる、あるいは売却益の一部を得られる条項を保有している。しかし、アトレティコ・マドリードがこのアメリカ代表の獲得に動いているようだ。

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