トッテナムのワンダーキッドにヨーロッパ中から大きな注目が… – トーマス・フランクは重要な判断に直面

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トーマス・フランクが高井幸大を獲得したことにより、この10代のトッテナムの才能ある若者を放出可能と判断するなら、ヨーロッパ中のクラブがローンでの獲得に動き出す構えを見せている。

football.london/Alasdair Gold

ルカ・ヴシュコヴィッチはヨーロッパでも最も注目を集めている若手ディフェンダーであり、スパーズは2023年、まだ16歳だったクロアチア人をハイドゥク・スプリトから獲得するにあたり、マンチェスター・シティなど他クラブとの争奪戦を制していた。

センターバックである彼は18歳になるまでスパーズへの正式な移籍ができず、その間にスパーズはポーランドのラドミアクと、昨季はベルギーのウェステルローへとローン移籍を設定した。後者では、スパーズの若手ミッドフィルダーのアルフィー・ディヴァインと共にプレーした。こうした移籍は期待通りの効果をもたらし、ヴシュコヴィッチはその若さにしてすでに61試合に出場している。

6フィート3インチ(約190cm)のディフェンダーであるヴシュコヴィッチは、センターバックにもかかわらず驚異的な11ゴールを挙げ、4アシストも記録している。これは、相手ゴール前で正しいポジションに現れる嗅覚に加え、ドリブルやフィニッシュを可能にする優れたテクニックによるものだ。昨季ウェステルローで決めたオーバーヘッド・キックによるスペクタクルなゴールは、多くの称賛を集めた。

先日、ヴシュコヴィッチはシーズン終盤にクロアチア代表でデビューを果たしており、いよいよ来月、ホットスパー・ウェイに到着し、プレシーズンのトレーニングに合流して、新しいチームメイトたちとともにフランク新監督の目の前でアピールする機会を得ることになる。

ただし、同じく来月、トッテナムには新たな守備の補強として500万ポンドの移籍金で川崎フロンターレから加入する予定の高井幸大も加わる。20歳の日本代表センターバックは、フランクの今季のスカッドの一員として見なされており、夏のホットスパー・ウェイでのトレーニングや、香港および韓国でのツアー中に評価を受けることになる。

9月に21歳になる高井は、ヴシュコヴィッチより年上であり、やや多くの経験を積んでいる。すでに国内クラブで78試合に出場し、過去9ヶ月間でワールドカップ予選にも4試合出場している。

また、日本のセンターバックはAFCチャンピオンズリーグでも13試合の出場経験を持ち、アジアの強豪クラブを相手にプレーしており、2024年にはJリーグ最優秀若手選手に選出され、クラブを決勝進出に導いた。

すでにセンターバックの人員が飽和している現状で、フランクは新たに加わるこの2人の若手が少なくとも1月までスカッドに残るべきか、それとも10代のウスコヴィッチに継続的な成長のためにローン先でもう1シーズンの出場機会を与えるべきか、決断を迫られることになる。

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