ジャスティン・コクランがトーマス・フランクとスパーズのコーチング・スタッフ入りへ

この記事は約5分で読めます。

トッテナム・ホットスパーは、評価の高いジャスティン・コクランをアシスタントとして確保し、さらにトーマス・フランクのヘッドコーチ就任を決定的なものにしようとしている。

The Athletic/David Ornstein & Jay Harris

スパーズはアンジ・ポステコグルーの退任後、フランクと契約条件で合意し、今週初めには補償金やさらなるコーチング・スタッフの引き抜きに関する話し合いのためにブレントフォードと接触した。

この交渉はコクランの去就によって足止めされていた。ブレントフォードは彼の慰留と監督昇格を望んでおり、他のクラブからの関心もあったが、コクランは最終的にトッテナム行きを選んだ。

コクランはイングランド・フットボール界で最も有望な指導者の一人と見なされており、今年2月にトーマス・トゥヘルのもとでアシスタントに任命された後も、イングランド代表の一員としてパートタイムで関与し続けている。

かつてトッテナムで約10年にわたりユースチームのコーチを務めた経験がある43歳のコクランは、過去3シーズンにわたってフランクとともに仕事をしてきた。フランクにとって、彼は新体制の重要なメンバーと見なされていた。

さらに新体制のコーチング・スタッフにはクリス・ハスラムとアナリストのジョー・ニュートンも加わる予定だ。

ハスラムはブレントフォードのアスレチック・パフォーマンス責任者で、2度の在籍期間を通じて10年以上クラブに関わってきた。ニュートンはファーストチーム・アナリストで、2019年からクラブに在籍している。

ポステコグルーのコーチング・スタッフのうち、マイル・イェディナク、ニック・モンゴメリー、セルジオ・ライムンドの3人はオーストラリア人指揮官とともにスパーズを離れたが、元アシスタントのマット・ウェルズとゴールキーパー・コーチのロブ・バーチはクラブに残っている。

また、ポステコグルー体制の一員だったライアン・メイソンは、59歳のオーストラリア人が解任される前にウェストブロムウィッチ・アルビオンのヘッドコーチに就任している。

コクランはプロの指導者としてのキャリアをスパーズでスタートさせており、自身がナショナルリーグで選手としてプレーしていた2009年にクラブに加わり、その後、9年間にわたってアカデミーで指導にあたった。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました