川崎フロンターレが、トッテナム・ホットスパーのターゲットである高井幸大が来月初めに海外クラブへ移籍することを発表した。
football.london/Alasdair Gold
川崎フロンターレは、トッテナムのターゲットである高井幸大がファンに別れを告げ、「海外クラブへの移籍」のプロセスを開始することを公表した。これは、「クリスティアン・ロメロの売却で合意間近」との非常に真偽が不透明な報道が出たタイミングでの出来事だった。
football.londonが把握しているところでは、新監督のトーマス・フランクはロメロの残留を望んでおり、アルゼンチンからの報道で伝えられている、アトレティコとスパーズがこの27歳の選手に関して移籍金で合意したという話は事実ではない。ディエゴ・シメオネはこのワールドカップを制したディフェンダーを獲得したいという意志を公にしているが、現在のところラ・リーガのクラブは、トッテナムとの間でこのディフェンダーの移籍に関して合意に至っていない。
プレミアリーグのクラブであるトッテナムは、ヨーロッパリーグの大会最優秀選手に選ばれたロメロを、世界最高のディフェンダーの1人に見合う金額でなければ手放すつもりはないと見られている。リオネル・メッシはかつて、この2度のコパ・アメリカ優勝を経験した27歳のセンターバックを「世界最高のディフェンダー」と称したことがある。
一方で、トッテナムの補強に関するニュースとしては、20歳の日本代表ディフェンダー、高井幸大に対して500万ポンドの契約をまとめようとしており、彼の所属クラブも移籍が目前に迫っていることを公表した。
川崎フロンターレは声明の中でこう述べている。
「この度、高井幸大選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、7/5(土)の活動をもってチームを離脱することになりましたので、お知らせいたします。 今後につきましては、正式に決定次第、あらためてお知らせいたします」
「 なお、7/5(土)に開催される明治安田J1第23節 鹿島アントラーズ戦の試合終了後に、高井幸大選手よりサポーターの皆様へのご挨拶を行います。 また、7/6(日)に開催されるファン感謝デーには、不参加となります」