トーマス・フランクの新ヘッドコーチ就任を受け、トッテナムは前線強化を狙う。
FourFourTwo/Matthew Holt
トッテナムは、新たなセンターフォワード獲得に向けてエキサイティングな計画を開始している。
トーマス・フランクの就任し、プレシーズンからの新体制でのチーム構築、そしてチャンピオンズリーグ参戦により、スパーズのファンは昨季のタイトル獲得に続き、さらなる成功への期待に胸を膨らませている。
キャプテンのソン・フンミンに移籍の可能性が報じられている中で、トッテナムは攻撃面のさらなる火力を必要としている。特に、エース・ストライカーのドミニク・ソランケが昨季プレミアリーグでわずか9ゴールにとどまったことを考えればなおさらだ。
新ストライカーの獲得を最優先事項に
プレミアリーグを17位で終えたものの、スパーズは今季リーグ戦で64ゴールを記録しており、これは2024/25シーズンのスタッツでリーグ7位にあたる。しかし、数多くの選手が負傷に見舞われたことがチームの進展を阻み、とりわけアンジ・ポステコグルーはメディアで自らのチームを擁護する姿勢を見せていた。
しかし今や、フランクの厳しい視線の下で、トッテナムの選手たちは立場を脅かされることになるだろう。すでに複数の補強候補が名前を挙げられており、その一人がブレントフォードのブライアン・ムベウモ、そしてもう一人がフランスからのゴールマシンである。
スタッド・レンヌ所属のストライカー、アルノー・カリムエンドは昨季全コンペティションで18ゴールを挙げており、L’Équipeによれば、トッテナムとニューカッスル・ユナイテッドを含む複数のプレミアリーグのクラブがすでに同選手を熱心に注視しているという。
その報道によると、スパーズは「ここ数時間のうちに」この23歳への動きを「加速することを決定した」とされており、Transfermarktの推定評価額によると現在の市場価値はわずか2200万ユーロ（1870万ポンド）とされている。
現時点では「正式なオファーは出されていない」が、カリムエンドは2027年までフランスのクラブとの契約を残しているものの、スパーズが彼を獲得する「最も好条件のチャンス」を手にしたと見られている。
バイエル・レヴァークーゼンもこのストライカーに関心を寄せていると噂されているが、FourFourTwoでは、現時点ではトッテナムとニューカッスルの方がより魅力的な移籍先とみなされており、特にU-23フランス代表に提示できる給与面での条件が決め手になりうる。
「アルノーは、特にファーストタッチでプレッシャーをかわす能力に優れている」と、レンヌのアビブ・ベイ監督は説明する。
「彼のそうした特性は、右サイドでプレーするとより明確に発揮されると思う。左サイドでは時折スピードが落ちるが、右ではそれがない」
「彼にはリーグ・アンで20ゴール、もしかするとそれ以上を記録できる可能性がある。アルノーはこのリーグにおける重要なタレントだ。あとは、自分自身をさらに高め続けることが必要だ」
