今シーズンの成果を考慮すると、ポステコグルー続投のオッズは4/6と最も低く(ただし、残留が最も有力)、次いでフランクが5/4、グラスナーが16/1となっている。同じ16/1でインテル・ミラノのシモーネ・インザーギも挙げられており、49歳の彼は、サウジ・プロリーグのアル・ヒラルからの関心を受け、自身の将来についてすでに質問を受けている。
インザーギはその件について記者たちに次のように語った。
「我々は素晴らしいクラブで働けて幸運だし、選手たちは素晴らしいフットボーラーであり素晴らしい人間でもある」
「この4年間、彼らは自分に持てるすべてを捧げてくれた。勝つこともあれば、負けることもあったが、この強い絆こそが、自分を落ち着かせてくれるものであり、最も気に入っている点だ」
「上層部の人たちは(チャンピオンズリーグ決勝のために)ここミュンヘンに来ているが、来週にはリラックスした形で話し合いをすることになるだろう。常にインテルの最善の利益を念頭に置いていくつもりだ」
PSGに0-5で敗れ、スパーズがUEFAスーパーカップでPSGと対戦することが決まったあとの試合後にも、インザーギは中東移籍の可能性について再び質問された。
「さっきあなたの同僚(メディア)にも話したとおり、今この質問には答えられない」
「自分はここに、皆さんへの敬意と礼儀のために来ている。スポーツの観点からは心が痛んでいる。だから、将来について話すのは適切な時ではない。今は非常に失望している。昨年7月からこれまでで58試合か59試合を戦い、決勝まで来たんだ。だから、今このタイミングで将来の話をするのは不自然だ」
「改めて言うが、非常に残念だ。今年はタイトルを獲れなかったが、選手たちは全力を尽くしてくれた。その点には大いに感謝しているし、自分は彼らを誰か別の選手と取り替えたいとは思わない」
インザーギをめぐる話題が渦巻く一方で、元バルセロナのシャビや、バレンシアのカルロス・コルベランも候補に挙がっており、それぞれオッズは8/1、10/1とされている。
