アンジ・ポステコグルーは続投の見込みも…新たな次期監督候補者が浮上

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トッテナム・ホットスパーは、2025/26シーズンにアンジ・ポステコグルーが指揮を執るかどうかについて、いまだ公式には明言していない。

football.london/Kieran Horn

ギリシャ系オーストラリア人の指揮官は、プレミアリーグで22敗を喫する悲惨なシーズンを経験したが、シーズン最終節の一つ前の試合で、ビルバオでのマンチェスター・ユナイテッド戦に勝利し、ヨーロッパリーグのタイトルを獲得してトロフィーを掲げた。

それ以前、トッテナムは17年間もトロフィーを獲得できておらず、そのため、長年渇望してきたものをもたらした男と決別するというのは、奇妙に思える。そうした論理に基づいてか、ポステコグルー自身もこの件に関する混乱をあからさまに表現している。

「正直に言って、我々が前例のないことを成し遂げたというのに、自分の将来について話さなければならないこと自体が本当に奇妙に感じている」

ブライトン戦での4-1の敗戦後の記者会見でそのように述べた。

「だが、他にこの件について話せる立場の人間がクラブ内にいないから、自分が答えなければならないのだと思う。けれど、自分と自分の将来については答えられない。正直、なぜこんな質問をされなければならないのかと思っている。でも、それが現実なんだ」

「とはいえ、自分には確信がある。この瞬間がクラブにとって決定的な瞬間になり得るということに。自分がこれまで指揮を執ってきたクラブでは、成功をもたらしてきたし、それは長らく成功から遠ざかっていたクラブもあった。自分が去った後も、そうしたクラブはなお競争力を保っている」

「今がまさに、トッテナムが前進し、毎年タイトル争いをできるような本物の競争ができるクラブとなるための転換点だと、心から思っている」

しかし、その前の37試合の内容も評価の対象となる見通しであり、クラブは監督人事に早急に決断を下す必要がある。移籍マーケットではすでに他クラブに後れをとっているからだ。

後任候補については、フラムのマルコ・シウバ、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー、そしてブレントフォードのトーマス・フランクが名前を挙げられており、この3名はBet365(ブックメイカー)の「2025年8月16日時点のトッテナムの監督」ランキングでも上位に位置している。

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