プレミアリーグのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を阻止すべく、トッテナム・ホットスパーがブライアン・ムベウモに対して7000万ポンドのオファーを提示したと報じられている。
football.london/James Quinlan
夏の移籍マーケットが開かれる中、昨季プレミアリーグで20ゴールを挙げた25歳のブライアン・ムベウモの去就が注目を集めているのは当然のことだった。
ムベウモは、6年間ブレントフォードで指導を受けてきた監督であるトーマス・フランクがアンジ・ポステコグルーの後任としてスパーズの指揮官に就任する前、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍に前向きな姿勢を見せていた。
そして今、The Mirrorの報道によれば、スパーズはこの選手と指揮官を再会させるための“公式な第一歩”として、テクニカル・ディレクターのヨハン・ランゲが6500万ポンドに加え、500万ポンドの出来高を含む総額7000万ポンドの獲得オファーを提示したという。これは、初接触の報道が出てから数時間以内の出来事だった。
この提示額は、オールド・トラフォードの幹部が提示した金額を“吹き飛ばす”ようなものだ。Manchester Evening Newsによれば、ユナイテッドのオファーは4500万ポンドに1000万ポンドの出来高を加えたものであったが、すでに拒否されている。
スパーズはこの“強奪”を試みる中で、ムベウモとの個人的な繋がりという強みを持っている。新監督であるトーマス・フランクとの関係がそれだ。
夏の移籍マーケットの前、まだブレントフォードの監督であったフランクは、ライバル・クラブに対し「ブライアンは高額になる」と警告していたが、ブレントフォードが要求する具体的な金額は明かしていなかった。
ムベウモは依然としてユナイテッド移籍を優先しているとされているが、フランクとの絆は非常に強いようで、スパーズの新指揮官はカメルーン代表フォワードを自身の“初補強”にしたい意向を持っている。