トッテナム・ホットスパーのレジェンド、ハリー・ケインの復帰が、バイエルン・ミュンヘンでの補強プランの進展により一歩近づいた。
FourFourTwo/Mark White
トッテナム・ホットスパーは、クラブ史上最多ゴールスコアラーであるハリー・ケインの復帰が現実味を帯びてきたことを示す、これまでで最も明確な兆候を出てきた。
プレミアリーグで213ゴールを記録しているケインは、トッテナムのレジェンドであり、スパーズのユニフォームでの功績により、FourFourTwoの「プレミアリーグ歴代最高選手」ランキングで第8位にランクインしている。
しかし、ケインは決して力を失ったわけではなく、まだ31歳。現在もFourFourTwoの「世界最高のストライカー」ランキングで第2位に位置づけられている。
ケイン獲得の優先交渉権を持つスパーズ
バイエルン・ミュンヘンは2023年、ケインをクラブ史上最高額で獲得。トロフィーに飢えていたストライカーは、ブンデスリーガ優勝という形で今季その願いを叶えた。
BILD紙によると、イングランド代表キャプテンであるケインの契約には、6000万ポンド未満の割安な契約解除条項が含まれており、しかもリリーホワイツには優先交渉権がある。ゆえに、凱旋というシナリオは常に現実的な可能性として存在してきた。
現在、ドイツ人ジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルクはXにて、バイエルンが今夏、シュトゥットガルトからニック・ヴォルテマーデを獲得することで「頭合意」に達したと明かした。
6フィート6インチ（約198cm）のターゲットマンであるヴォルテマーデは、2025年のU-21欧州選手権におけるスターであり、スロベニア戦ではハットトリックを達成、チェコ戦でもゴールを決めている。
ブレーメン出身の背番号9は2030年までの契約に合意したとされており、バイエルンでのケインの契約が2027年に満了することを考えれば、この23歳がイングランド歴代得点王の控えとして育成され、最終的に後継となるという明確なプランが存在していることになる。
