ファブリツィオ・ロマーノ:フランク就任から間もなくトッテナムはヤバい逸材の獲得交渉に動く

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トッテナム・ホットスパーは、トーマス・フランクがクラブに到着した直後、マンチェスター・ユナイテッドが狙うブライアン・ムベウモの獲得に向けて内部交渉を行っていたと、ファブリツィオ・ロマーノがGIVEMESPORTのポッドキャスト「Market Madness」で明かしている。

GiveMeSport/James Beavis

ユナイテッドとルベン・アモリムが、この夏ムベウモをオールド・トラフォードへ連れてくる筆頭候補とみられており、本人もレッド・デビルズへの移籍を優先しているとされている。しかし、それでもスパーズは、25歳のアタッカーに関して交渉を進める姿勢を崩していない。

ムベウモのユナイテッド加入が依然として有力視されている一方で、ロマーノは、フランクがブレントフォードで共に成功を収めたカメルーン代表フォワードを高く評価しているだけでなく、就任直後にはダニエル・レヴィと彼の獲得についての話し合いを行ったことを確認している。

ジャーナリストのロマノはまた、このような流れとなるのは「当然のこと」だとも語っている。監督と選手の関係性、そしてムベウモ自身が今夏ブレントフォードからの移籍を希望している状況を踏まえれば、当然の流れだという。

ロマーノは「Market Madness」ポッドキャストで、トッテナムの舞台裏で何が起きたのかについてこう語っている。

「トーマス・フランクがムベウモを高く評価しているのは確かだ。だから、彼がトッテナムの新監督として契約した直後に、ムベウモのようなターゲットについて内部で議論されたのは、まったく自然なことだ。フットボールではこういう状況はよくあることだよ」

フランクの下でヤバい活躍を見せたムベウモ

トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、そしてニューカッスルやアストン・ヴィラといったクラブがムベウモに関心を示しているのは、ここ数シーズンで彼がブレントフォードで見せたパフォーマンスを見れば、まったく驚きではない。

2024-25シーズンは彼にとってピークの年となり、プレミアリーグ38試合で20ゴール、8アシストという記録を残した。この活躍に、元ユナイテッドのリオ・ファーディナンドは、彼のゴール関与数の記録を「ridiculous(ヤバい)」と評したほどだ。

ムベウモがオールド・トラフォードへの移籍を望んでいることを明確にしているため、トッテナムは現状では獲得レースのアウトサイダーと見られているが、状況が変われば、フランクとスパーズがカメルーン代表スター獲得の本命に浮上する可能性がある。


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