日曜日、6月1日をもって夏の移籍マーケットが開いたことで、トッテナムは正式に新戦力の獲得を発表できるようになった。
football.london/Kieran Horn
スパーズは、壊滅的なプレミアリーグのシーズンを経て、いくつかのポジションの補強が必要である。ヨーロッパリーグでの優勝は、アンジ・ポステコグルーが現有戦力を活かして結果を出せる監督であることを示したが、トッテナムのダニエル・レヴィ会長がいまだにオーストラリア人の将来を検討しているとされており、解任の可能性も残っている。
監督人事が未決定のまま、リリーホワイツは移籍マーケットでライバルクラブに後れを取っている。マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールはすでにそれぞれマテウス・クーニャとジェレミー・フリンポンの加入を発表済みだ。
一方で、チェルシーは間もなくリアム・デラップを新ストライカーとして発表予定であり、アーセナルもマルティン・スビメンディの獲得が間近とされている。
まだ具体的な交渉には至っていないものの、攻撃と守備の補強が求められる中で、いくつかの獲得候補への関心が浮上している。クリスティアン・ロメロの去就がポステコグルーの去就に左右される可能性があるため、トッテナムはセンターバックの補強に動いている。
クリスタル・パレスのマーク・グエイは以前からトッテナムの関心を集めていた選手で、1月にはオファーが断られている。彼にはニューカッスルも強い関心を寄せており、昨夏にはいくつかのオファーが却下された。
その中で最高額は6500万ポンドとされていたが、契約が残り12ヶ月となった現在では、放出による収益確保の必要性から5000万ポンドまで下がる可能性がある。
FAカップ優勝によってパレスはヨーロッパリーグ出場権を得たが、来シーズン、トッテナム・ホットスパー・スタジアムではチャンピオンズリーグが開催される。