トッテナム・ホットスパーがアンジ・ポステコグルーを解任した決定を受けての最新ニュース。
football.london/Kieran King
アンジ・ポステコグルーの後任として、トッテナムがトーマス・フランクを招聘するには、なんと1,000万ポンドを支払わねばならないと報じられている。金曜日、ダニエル・レヴィ会長がオーストラリア人指揮官の解任を決断したのち、フランクはノースロンドンにおける最有力の次期監督候補として浮上している。
フランクはブレントフォードとの契約をあと2年残しており、2022年12月に現在の契約を結んだ際に、巨額の契約解除条項が盛り込まれていた。プレミアリーグでも最も注目される監督の一人であるフランクを手放したくないと考えるブレントフォードは、彼を高く評価している。
しかし、フランクがあと1シーズンはブレントフォードにとどまるという「紳士協定」が結ばれていると信じられており、それがトッテナムにとっての障害となる可能性もある。ただし、スパーズが契約にある1,000万ポンドの条項を発動すれば、ブレントフォードが彼を引き留めるのは難しくなるかもしれない。
仮に今夏フランクがブレントフォードを離れる決断をしたとしても、彼にオファーが殺到することは間違いないだろう。彼は4年前にブレントフォードをプレミアリーグに昇格させて以降、同クラブをトップリーグの常連に定着させ、2024/25シーズンには堂々の10位という成績を収めた。
とはいえ、ヨーロッパリーグを制し、チャンピオンズリーグ出場権を手にしたトッテナムは、フランクにとって非常に大きなチャンスとなることは間違いない。スパーズは、来季ヨーロッパ最高峰のクラブの大会に復帰するにあたり、潤沢な補強予算を確保する予定である。
そしてそれは、フランクを惹きつける要因となるかもしれない。彼は先月、ブレントフォードがフラムに敗れたあとのコメントで、自身の去就について次のように語っている。
「今はもちろん、私はここにコミットしている。フラムとの地元のライバルに敗れたばかりで、あらゆる面で腹立たしい気持ちだ。だから、そう、私は常にそうであったように、今もコミットしているよ」
