トッテナム・ホットスパーは、トーマス・フランク体制における事実上2人目の補強を完了させようとしている。
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トッテナムは、川崎フロンターレの20歳の日本代表センターバック、高井幸大を500万ポンドで獲得することで合意した。
この若きディフェンダーは、今季フランクのトップチームの一員になると見られており、J1のシーズン途中に川崎を離れ、約2週間後に始まるフランクのプレシーズンに合流する予定である。
9月に21歳となる高井は、今季Jリーグで19試合、AFCチャンピオンズリーグでさらに9試合に出場し、2ゴールを挙げている。その若き年齢にもかかわらず、4月の横浜F・マリノス戦(3-3)ではチームのキャプテンも務めた。
このセンターバックは、トッテナムのテクニカル・ディレクターであるヨハン・ランゲとそのスタッフによって、プレミアリーグに適応できる資質を持つ選手として評価された。近年クラブが獲得した若手選手、たとえばルーカス・ベリヴァル、パペ・マタル・サール、デスティニー・ウドギのような前例に続くものとされ、フランクによってこの補強にはゴーサインが出された。
現時点での見込みとしては、高井はローンに出されるのではなく、チームにとどまる予定である。ただし、到着後にはトレーニングでフランクとコーチング・スタッフによる綿密な評価が行われる見込みだ。とはいえ、78試合のトップチームでの出場経験を持つ高井の経歴は、ベリヴァル、サール、ウドギ、アーチー・グレイらと同様に、ステップアップが可能であると見なされている。
この日本代表選手は、フランク体制下での2人目の補強選手となり、バイエルン・ミュンヘンからのローン移籍だったマティス・テルの完全移籍に続く。テルは2,980万ポンド(3,500万ユーロ)、最大でさらに420万ポンド(500万ユーロ)の出来高でスパーズに加入し、850万ポンドのローン費用に加えて、当初設定されていた4,500万ポンドの買取オプションから約1,500万ポンドを削減することに成功した。
