SNSへのイスラエル人のマノル・ソロモンの結婚写真の投稿に対して返信した一部のSNSアカウントをブロックした件について、クラブが「判断ミス」があったことを認めた。
Times/Martyn Ziegler
X(旧Twitter)上での返信の中には、ガザでの戦争やソロモンの過去のイスラエル支持に言及したことに触れたものがあり、誹謗中傷にあたる投稿も含まれていた。
クラブはTimes紙に対し、クラブのSNSチームによってブロックされたスパーズ・ファンを含む複数のアカウントが現在はブロック解除されたことを認め、誤ってブロックされた人々に謝罪した。
トッテナムは声明の中で以下のように述べている。
「中東の現在の紛争に関連して当クラブの選手を対象とした投稿を受け、クラブのSNSチームが手動でブロックしたXアカウントが複数あることが判明しました」
「内部調査の結果、これらの投稿の一部は当クラブのポリシーにおいて定義された悪質なコミュニケーションの基準を満たさないと判断し、この件において判断ミスがあったことを認めます。該当アカウントへのブロックは解除されており、現在、内部手続きの見直しを行っています」
「影響を受けた方々に心からお詫び申し上げます。当クラブは引き続き、すべての人々に対する平和と受容の立場を掲げつつ、あらゆる誹謗中傷や差別に対して断固たる姿勢を貫いていきます」
25歳のソロモンの写真は、「Big life updates from our guys(我々の選手たちの人生の大きな進展)」と題されたモンタージュ写真の一部として投稿されたものであり、それに対する返信の多くはガザでの紛争に言及していた。